F1 日本GP

ローソン11位&角田12位と、あと一歩で入賞を逃したアルファタウリ。タイヤ戦略に誤算「ハード1セット残しは若干不利と分かっていたが……」|F1日本GP

F1日本GPで、あと一歩のところで入賞を逃したアルファタウリ。彼らにとっては、ミディアムタイヤでのパフォーマンスが振るわなかったことが誤算だったようだ。

編集: 2023/09/26 8:04

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Liam Lawson, AlphaTauri AT04, Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT04, Lance Stroll, Aston Martin AMR23

 鈴鹿サーキットで行なわれたF1日本GP。“ホンダRBPT”製パワーユニットを搭載し、日本人ドライバーの角田裕毅を抱えるアルファタウリにとっては、チームの拠点があるイタリアに次いで第二のホームレースと言えるが、彼らはリアム・ローソンが11位、角田が12位とポイント獲得にはあと一歩及ばなかった。

 アルファタウリは予選で角田が9番手、ローソンが11番手を獲得し、入賞が狙えるポジションからレースをスタートさせた。ただ、タイヤに厳しいレースになるだろうと予想されていた今回の日本GP決勝において、アルファタウリはミディアムタイヤとハードタイヤを1セットずつしか残しておらず、上位陣が軒並みミディアムタイヤでスタートする中、角田とローソンはソフトタイヤ(角田はユーズド)を履いていた。

 チーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズはプレスリリースの中で、決勝レースに向けた展望として、自分たちがタイヤの残りセット数的にやや不利になることは理解していたと述べた。

「レースに向けて、ミディアムタイヤを1セット、ハードタイヤを1セットしか温存していなかったので、この路面温度ではハードタイヤを2セット残している人たちに対して我々が若干不利になることは分かっていた」

「また、ミディアムタイヤはハードコンパウンドと同じような振る舞いをすると予想していた。いずれにせよ、タイヤ勝負のレースになることは予想できた」

 角田、ローソン共にソフト→ミディアム→ハードと交換していく2ストップ作戦を採ったアルファタウリ。しかしながら彼らの後方からスタートし、ミディアム→ハード→ハードと繋いだアルピーヌの2台、ピエール・ガスリーとエステバン・オコンの方がペースが良く、逆転を許した。結果的にオコンが9位、ガスリーが10位となったが、ローソンと角田はそこから20秒以上離されてしまった。

 前述の通り、「ミディアムとハードは同じような振る舞いをする」と予想していたエドルズ。ミディアムタイヤのパフォーマンスの低さは誤算であったと語った。

「レースは2台ともソフトコンパウンドでスタートしたが、スタートでのアクシデントもあって2台は9番手、10番手となった」

「ソフトタイヤを使ったこのスティントで我々はヒュルケンベルグ(ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース)に反応し、スティントは短いものとなった。ドライバーのインラップも良く、ピット作業も良かったので2台とも(ヒュルケンベルグの)前に出ることができた」

「一番の問題だったのは、このスティントにおけるミディアムタイヤのペースだった。デグラデーション(性能劣化)が大きく、そこが痛かった。他のチームはうまくいっていたので、レース後の分析作業としてはここがメインになってくるだろう」

「ハードコンパウンドでの我々のペースは強力だったが、あの時点で既にアルピーヌにやられてしまっており、2台ともポイント圏外という結果に終わってしまった」

 アルファタウリは日本GPの1戦前のシンガポールGPから大規模なアップデートを施した新パッケージのマシンを持ち込んでいるが、エドルズはアップデートによって確かな進化を遂げていることを実感しており、実力でポイントを獲得できるレベルに来ていると述べた。

「レースでは順位を落としたが、週末ではポジティブな兆候がいくつか見られた。予選パフォーマンスが良かったこと、以前よりもレースペースが一歩前進したことは、このパッケージがうまく機能しているということを示している」

「我々はマシン開発を継続していくし、実力でポイントを獲れるところまで来ている。シーズン終了までしっかりと戦い続けたい」

 

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