F1 日本GP

ローソン11位&角田12位と、あと一歩で入賞を逃したアルファタウリ。タイヤ戦略に誤算「ハード1セット残しは若干不利と分かっていたが……」|F1日本GP

F1日本GPで、あと一歩のところで入賞を逃したアルファタウリ。彼らにとっては、ミディアムタイヤでのパフォーマンスが振るわなかったことが誤算だったようだ。

編集: 2023/09/26 8:04

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Liam Lawson, AlphaTauri AT04, Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT04, Lance Stroll, Aston Martin AMR23

 鈴鹿サーキットで行なわれたF1日本GP。“ホンダRBPT”製パワーユニットを搭載し、日本人ドライバーの角田裕毅を抱えるアルファタウリにとっては、チームの拠点があるイタリアに次いで第二のホームレースと言えるが、彼らはリアム・ローソンが11位、角田が12位とポイント獲得にはあと一歩及ばなかった。

 アルファタウリは予選で角田が9番手、ローソンが11番手を獲得し、入賞が狙えるポジションからレースをスタートさせた。ただ、タイヤに厳しいレースになるだろうと予想されていた今回の日本GP決勝において、アルファタウリはミディアムタイヤとハードタイヤを1セットずつしか残しておらず、上位陣が軒並みミディアムタイヤでスタートする中、角田とローソンはソフトタイヤ(角田はユーズド)を履いていた。

 チーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズはプレスリリースの中で、決勝レースに向けた展望として、自分たちがタイヤの残りセット数的にやや不利になることは理解していたと述べた。

「レースに向けて、ミディアムタイヤを1セット、ハードタイヤを1セットしか温存していなかったので、この路面温度ではハードタイヤを2セット残している人たちに対して我々が若干不利になることは分かっていた」

「また、ミディアムタイヤはハードコンパウンドと同じような振る舞いをすると予想していた。いずれにせよ、タイヤ勝負のレースになることは予想できた」

 角田、ローソン共にソフト→ミディアム→ハードと交換していく2ストップ作戦を採ったアルファタウリ。しかしながら彼らの後方からスタートし、ミディアム→ハード→ハードと繋いだアルピーヌの2台、ピエール・ガスリーとエステバン・オコンの方がペースが良く、逆転を許した。結果的にオコンが9位、ガスリーが10位となったが、ローソンと角田はそこから20秒以上離されてしまった。

 前述の通り、「ミディアムとハードは同じような振る舞いをする」と予想していたエドルズ。ミディアムタイヤのパフォーマンスの低さは誤算であったと語った。

「レースは2台ともソフトコンパウンドでスタートしたが、スタートでのアクシデントもあって2台は9番手、10番手となった」

「ソフトタイヤを使ったこのスティントで我々はヒュルケンベルグ(ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース)に反応し、スティントは短いものとなった。ドライバーのインラップも良く、ピット作業も良かったので2台とも(ヒュルケンベルグの)前に出ることができた」

「一番の問題だったのは、このスティントにおけるミディアムタイヤのペースだった。デグラデーション(性能劣化)が大きく、そこが痛かった。他のチームはうまくいっていたので、レース後の分析作業としてはここがメインになってくるだろう」

「ハードコンパウンドでの我々のペースは強力だったが、あの時点で既にアルピーヌにやられてしまっており、2台ともポイント圏外という結果に終わってしまった」

 アルファタウリは日本GPの1戦前のシンガポールGPから大規模なアップデートを施した新パッケージのマシンを持ち込んでいるが、エドルズはアップデートによって確かな進化を遂げていることを実感しており、実力でポイントを獲得できるレベルに来ていると述べた。

「レースでは順位を落としたが、週末ではポジティブな兆候がいくつか見られた。予選パフォーマンスが良かったこと、以前よりもレースペースが一歩前進したことは、このパッケージがうまく機能しているということを示している」

「我々はマシン開発を継続していくし、実力でポイントを獲れるところまで来ている。シーズン終了までしっかりと戦い続けたい」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 「チームの方針はずっとこうだよ」激昂ガスリーと対照的にオコンは冷静……アルピーヌのポジション入れ替え指示に、ドライバーの見解分かれる

次の記事 ジェシカ・ホーキンス、アストンマーチンの2021年用マシン『AMR21』でテスト実施。女性ドライバーによる本格F1テストはタチアナ・カルデロン以来

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

レーシングブルズ



アゼルバイジャンGPでも角田裕毅の出番はあるのか? レッドブル、ハジャーの「回復は順調」と言及……最終判断は1週間後に

F1

F1

スペインGP

1 日前

アゼルバイジャンGPでも角田裕毅の出番はあるのか? レッドブル、ハジャーの「回復は順調」と言及……最終判断は1週間後に



角田裕毅のF1スペインGPは、スタート直後に全て終わる「できることは、何もなかった……楽しくなかった」

F1

F1

スペインGP

2 日前

角田裕毅のF1スペインGPは、スタート直後に全て終わる「できることは、何もなかった……楽しくなかった」



予選Q3進出で10番手のリンドブラッド、FP2でのクラッシュが妥協強いるも「自分を責めるつもりはない」

F1

F1

スペインGP

3 日前

予選Q3進出で10番手のリンドブラッド、FP2でのクラッシュが妥協強いるも「自分を責めるつもりはない」

最新ニュース



スペインで痛恨5位のラッセル、VSC受けての変則2ストップは正解だったのか? 本人は「どのみち結果は変わらなかった」との認識

F1

F1 F1

スペインGP

10 時間前

スペインで痛恨5位のラッセル、VSC受けての変則2ストップは正解だったのか? 本人は「どのみち結果は変わらなかった」との認識



テック3、Moto2のセナ・アジアスを2027年に起用! マリーニと合わせラインアップ一新

MotoGP

MGP MotoGP 10 時間前

テック3、Moto2のセナ・アジアスを2027年に起用! マリーニと合わせラインアップ一新



腕上がりに苦しんだマルティン、オーストリア後に”手術するしない”の対応判断へ

MotoGP

MGP MotoGP

オーストリアGP

11 時間前

腕上がりに苦しんだマルティン、オーストリア後に”手術するしない”の対応判断へ



全24戦の2027年F1カレンダー発表! 4月上旬の日本GPやモナコGPなど10戦でスプリント実施

F1

F1 F1

スペインGP

12 時間前

全24戦の2027年F1カレンダー発表! 4月上旬の日本GPやモナコGPなど10戦でスプリント実施

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録