F1 カタールGP

チームオーダー騒動でガスリー激怒のアルピーヌ、ポジション入れ替え指示には後悔なしも「彼とのコミュニケーションは最適ではなかったかもしれない」

アルピーヌはF1日本GPで発生したチームオーダー騒動を受けて、ドライバーとのコミュニケーションを改善する必要があると認めた。

Jonathan Noble

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公開日時: 2023/10/05 8:04

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Pierre Gasly, Alpine A523, Esteban Ocon, Alpine A523

 F1日本GPでアルピーヌは、終盤のチームオーダーを巡ってドライバーから不満が噴出していた。彼らは再発を防止するため、コミュニケーションの改善が必要だと認めた。

 日本GPのレース中、アルピーヌは前を行くフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)を追いかけられるかどうか確かめるため、チームオーダーによってエステバン・オコンとピエール・ガスリーのポジションを入れ替え、ガスリーを前に出した。最終的にガスリーはアロンソを捉えることができなかったため、最終ラップにポジションを元に戻すよう指示されたが彼は納得いっておらず、チェッカー目前に渋々オコンを先行させたものの、激しく怒りを露わにしていた。

 ガスリーはレース後、このような形でのポジション入れ替えは不必要であり、事前にそのようなことが起こるという話はなかったと話した。

 チーム代表代行のブルーノ・ファミンは、今回の事態を深く掘り下げた結果、ピットウォール側がガスリーに状況をもっと明確に伝えることができたはずだったと認めた。ただその一方で、日本GPでドライバーふたりに出した指示自体は正しいものだったと考えているようだ。

「我々のプライオリティは、何よりもまず、どんなレースウイークエンドでも可能な限り多くのポイントを獲得することだ」とファミンは言う。

「ピエールには、フレッシュなタイヤで8番手争いをするチャンスがあったので、トライをする必要があった」

「彼とのコミュニケーションは最適ではなかったかもしれない。ふたりのドライバーは成功とチームの結果を最大化することに意欲を燃やしているので、私は今回の件については納得している」

 当のガスリーもレース後にチームと話し合ったことで、今回の出来事について冷静なコメントを残した。

「時には感情が溢れ出すこともあるし、もちろんドライバーとしては限界までプッシュして最高の結果を出したい」

「レース後は間違いなく苛立っていたけど、その後チームとして戦略とその遂行について話し合うことができた。そして最も重要なのは、どんな週末でもチーム全体の結果を最大化することだ」

 日本GPでは2台揃ってトップ10に入り、ポイントを獲得することができたアルピーヌだが、予選では2台ともQ2敗退に終わり、決勝は追い上げのレースを強いられた。チームとしては、A523のポテンシャルを最大限に活かすには、まず予選のペースを改善することに重きを置くべきだと考えている。

 これについてガスリーは次のように語る。

「(日本GPでは)力強い結果を得ることができたとはいえ、土曜日ではまたシングルラップのペースを最大化することができず、Q2敗退となってしまった」

「日曜日に最高のチャンスを得るためには、より良いスタート位置に立ってその恩恵にあずかる必要があるので、そこに取り組まないといけない」

 ファミンもこれに同意に、こう語った。

「土曜日に2台ともQ2敗退し、厳しいスタート位置となったが、我々はそこから挽回してダブル入賞となった。エステバンはスタートの乱戦に巻き込まれたが、これはグリッド中盤からスタートするときによくあることだ」

「彼は良い仕事をしてポイント圏内まで挽回したが、我々は2台がQ3に進んで良いグリッドを獲得できるようにして、こういったタイプのインシデントを避けられるようにしなければならない」

 

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