アルピーヌF1、“最遅チーム”からランキング6位獲得の大マクリ。ガスリーは望外の結果に「シーズン序盤は考えられなかった」

シーズン序盤戦は苦しい戦いを強いられたアルピーヌは息を吹き返し、最終戦でコンストラクターズランキング6位を獲得。立役者のひとりであるピエール・ガスリーは「考えられない」結果だと喜んだ。

Pierre Gasly, Alpine A524, George Russell, Mercedes F1 W15

Pierre Gasly, Alpine A524, George Russell, Mercedes F1 W15

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 苦しい2024年シーズンを過ごしたアルピーヌは、最終戦アブダビGP決勝でピエール・ガスリーが7位入賞を果たし6ポイント獲得。これによってコンストラクターズランキングではハース、RB、ウイリアムズ、ザウバーを抑えて6位を獲得した。ガスリーは「考えられない」結果だと喜んだ。

 2024年のアルピーヌはどん底からのスタートという言葉が相応しい。シーズン幕開け早々に技術部門のトップがチームを離れ、昨年からマシンコンセプトを一新したものの開幕戦バーレーンGPの予選では2台揃って最後尾……親会社ルノーからのテコ入れとしてチーム首脳陣も入れ替わった。

 しかしアルピーヌはシーズン中盤から入賞争いを展開できるように。サンパウロGP決勝では、雨の混乱に乗じて2〜3位のダブル表彰台を獲得し、計33ポイントを荒稼ぎ。ランキング9番手からランキング6番手まで一気に浮上した。

 これでアルピーヌは勢いづき、ガスリーがカタールGPで5位、アブダビGPで7位入賞を果たした。

 レース後、メディアの取材に応じたガスリーは「非常に嬉しい」と語る一方、山あり谷ありの2024年シーズンを振り返り、シーズンスタートは「マシンのパフォーマンスが悪く、チーム全員にとって非常に厳しいモノだった」と語った。

「本当に幸せだ。コンストラクターズランキング6位なんて、シーズン当初は考えられなかった。今年は最低点が極めて低く、最高点も極めて高かった」とガスリーは言う。

「シーズン前半は、マシンのパフォーマンス不足でチーム全員にとって厳しかった。でもチームのみんなの対応と、最後の数レースでマシンから本当に強力なパフォーマンスを引き出せるようにしてくれたことをとても誇りに思っている」

「これは僕らが正しい方向に向かっていること、チーム内のメンタリティやスピリットが正しいモノであることを示している。4月や5月の時点で既に、ファクトリー内部で多くの進歩が見られるというポジティブな変化を感じていたけど、すぐにコース上に反映されるわけではないのは明らかだった。そして数ヵ月後、僕らはこういう成果を手にした」

 また、アブダビGPに向けた目標としてガスリーは3つの目標を立てていたと明かした。

「ここへ来るにあたり、3つの目標を立てていた。コンストラクターズランキングで6位、ドライバーズランキングで10位、混乱に巻き込まれないようにすること……そうすれば、まだダメージ0ドルで切り抜けられる」とガスリーは語った。

「そして僕らは、全てのターゲットを達成することができた」

 ガスリーはシーズンを自損事故ゼロで走りきり、ドライバーズランキングではハースのニコ・ヒュルケンベルグをわずか1ポイント差で上回り10位となった。

 なおエステバン・オコンの代わりとしてアルピーヌからアブダビGPに出場したジャック・ドゥーハンは15位。来季は同チームからガスリーと共にフル参戦する。 

 

この記事に含まれるトピック
Anthony Wood
F1
ピエール ガスリー
アルピーヌ
気になるトピックに関するニュースが配信されたら、メールでお知らせします! 今すぐ登録しよう。
前の記事 2021年の再現を危惧していた? 実はマクラーレンの載冠には紙一重の部分も……ステラ代表「ピアストリと9位を目指してプッシュしていた」
次の記事 フェルスタッペン、”社会奉仕”ペナルティはFIA表彰式が行なわれるルワンダで消化へ

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

エディション

日本 日本
フィルター