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アロンソか? ピアストリか? アルピーヌF1、2023年のドライバーラインアップ決定は”7月頃”

アルピーヌは、2023年のドライバーラインアップについて決めるのを、7月のイギリスGP頃まで待ちたいと考えているようだ。

Fernando Alonso, Esteban Ocon, Oscar Piastri, Alpine

写真:: Alpine

 アルピーヌF1は、既にエステバン・オコンと長期契約を結んでいるが、彼と2023年シーズンにコンビを組むドライバーが誰になるのかはまだ決定していない。アルピーヌとしてはこれについて、7月のイギリスGP頃に決定したいと考えている。

 現在のオコンのチームメイトであるフェルナンド・アロンソは、昨年同チームからF1復帰を果たし、契約は今季限りで切れることとなっている。今季のアロンソは不運もありポイントを獲得できないレースが続いている(第5戦終了時点では、開幕戦の2ポイントのみ)が、マシンの戦闘力の高さには満足しており、現役続行に意欲を見せている。

 そんなアロンソとシートを争うことになるのが、オスカー・ピアストリだ。ピアストリは2020年にFIA F3、2021年にFIA F2のチャンピオンに輝いた期待の若手ドライバーであり、今季はアルピーヌのリザーブドライバーを務めている。

 ここまで出世街道を進んできたピアストリとしても、その勢いを失わないためにも来年こそはレースをしたいと考えている。そのため、アルピーヌは今後の方針について決断を迫られるだろう。

 もし彼らがアロンソを残留させるのであれば、ピアストリを別のチームにレンタルすることも選択肢として考えられる。仮にレンタルするのであれば、ウイリアムズがその候補だろう。

 チームの首脳陣はこれらについていつ決断を下すのか? アルピーヌのチーム代表であるオットマー・サフナウアーはmotorsport.comに対し、7月中旬になる可能性が最も高いと語った。

「我々はまだそのことについて考えていない。まだ少し早いからね」

「ただシルバーストンあたりでそのことについて話すことになるだろう」

 ウイリアムズに関しては、アレクサンダー・アルボンが複数回入賞している一方でニコラス・ラティフィがそれに追随するパフォーマンスを見せられておらず、シーズン終了を待たずしてピアストリと交代になるのではとも言われている。ただサフナウアーは、ピアストリが走行マイレージを稼ぐためにはどんな機会でも受け入れるとしながらも、これについてもまだ首脳陣で話し合いをしていないと語った。

「それを深く検討したことはまだない」

「ウイリアムズがどういう状況になっているのかは分からないが、そういう噂は聞いたことがある」

「以前、マクラーレンがやってきて『彼(ピアストリ)をリザーブドライバーとして使えないか』と聞いてきたことがある。我々はイエスと答えた」

「その理由は、彼にとってより多くの走行時間を得られる方が良いからだ。そういうことは戦略的にもありだと考えているが、ウイリアムズで何が起こっているかについては分からない」

 
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