F1 アゼルバイジャンGP
アルピーヌ、SNSでの誹謗中傷に「容認できない」と声明発表。アゼルバイジャンGPの多重クラッシュでヘイト渦巻く
アゼルバイジャンGPでのフランコ・コラピントのクラッシュもあり、ソーシャルメディア上で誹謗中傷が常態化、過激化していることを受け、アルピーヌは断固たる姿勢を示している。

Benjamin Vinel
公開日時: 2026/09/28 2:30
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アルピーヌF1チームは、アゼルバイジャンGPでのフランコ・コラピントのクラッシュを受けて、ソーシャルメディア上での誹謗中傷に対して声明を発表した。
アルゼンチン人ファンの行動をめぐっては最近、FIAスチュワードやアルピーヌに対する相次ぐ中傷コメントが問題視されている。オランダGPでは、コラピントがダブルイエローフラッグ下で追い越したとしてドライブスルーペナルティを科された際、こうしたコメントが相次いだ。
またスペインGPでは、チームメイトのピエール・ガスリーが一時的にコラピントを先行させることを拒んだことをきっかけに、ガスリーも中傷の標的となった。ガスリーは自身の家族にも脅迫が及んだことを明かしており、コラピントはこうした行為について「見ていて気持ちのいいものではない」と控えめに述べつつ、「(誹謗中傷をするのは)自分のファンだけではない」と主張していた。
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先日のアゼルバイジャンGPでは、セーフティカー明けのリスタートでコラピントがマシンのコントロールを失い、ガスリーとランド・ノリス(マクラーレン)を巻き込む多重クラッシュを引き起こした。現王者のノリスは特に怒りをあらわにし、映像を自分で確認する前の段階で、事故の原因となったコラピントには「少なくとも1戦の出場停止処分」が必要だと述べた。
ノリスはコラピントの名前こそ挙げなかったものの、この発言を受けて再びSNS上で中傷が発生した。主にノリスが標的となったが、ガスリーらも例外ではなかった。
こうした事態を受けて、アルピーヌはレース翌日の日曜日、声明を発表した。
「限界でレースをしていればミスは起こる。そして結果や結末がどうであれ、誰であっても憎悪や誹謗中傷のコメントを受けるべきではない」
アルピーヌは、コラピントのファン層を敵に回すことを避けるよう、これはすべてのファンに共通する問題だとも強調した。
「SNS上の中傷を非難することは、特定のファン層や特定のチーム、ドライバーのサポーターを標的にするものではない。これはすべてのファンに共通する問題であり、スポーツのすべてのファンが声を上げ、認識すべきものだ」
「これまでも同様の事例で述べてきたように、我々は一部のファンがオンライン上で示した反応を強く非難するとともに、F1、FIA、そして他チームと連帯し、こうした行為をなくそうとしている。ここ最近のレースで常態化しており、容認することはできない」
今回の中傷騒動は、アルピーヌF1のボスであるフラビオ・ブリアトーレが、こうした憎悪の投稿によってチームの評判が損なわれ続けるのであれば、アルゼンチンのメディアに対し、コラピントへの取材を再び認めないと警告したと報じられた直後に起きた。
アルピーヌの声明全文は以下の通りだ。
「チームとして、アゼルバイジャンGP後にオンライン上で発生したヘイトや誹謗中傷について、改めて声を上げる必要があると考えている。標的となっているのは我々のドライバーの一人だけではなく、メディアを含むF1コミュニティのメンバー、そして我々が尊敬し、称賛し、最高峰のモータースポーツで競い合うことを楽しんでいるライバルチームも含まれている。限界でレースをしていればミスは起こる。そして結果や結末がどうであれ、誰であっても憎悪や誹謗中傷のコメントを受けるべきではない」
「SNS上の中傷を非難することは、特定のファン層や特定のチーム、ドライバーのサポーターを標的にするものではない。これはすべてのファンに共通する問題であり、スポーツのすべてのファンが声を上げ、認識すべきものだ。これまでも同様の事例で述べてきたように、我々は一部のファンがオンライン上で示した反応を強く非難するとともに、F1、FIA、そして他チームと連帯し、こうした行為をなくそうとしている。ここ最近のレースで常態化しており、容認することはできない」
「我々は、このスポーツに誇りを持って参加し、そのステークホルダーでもあるチームとして、声を上げる責任があり、解決策を見つけるための支援も行なう必要があると考えている。今後も選手権のプロモーターおよび権利保有者、そして統括団体と緊密に連携し、オンライン上の中傷に対処する方法や、F1が誇りとしてきた健全なスポーツ上のライバル関係を促進する方法について協議していく。それこそが、このスポーツを特別なものにしている要素だからだ」
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