アルピーヌ、F1ベルギーGPで新フロアを投入。1周0.2秒のペース向上で打倒マクラーレン目指す
アルピーヌは、F1ベルギーGPで投入する新しいフロアによって重要なステップアップを果たし、勢いを取り戻そうとしている。
アルピーヌは、F1ベルギーGPで新しいフロアを投入するが、これによって1周0.2秒のペース向上を目指しているようだ。
イギリスGPで新しいフロントウイングを投入したアルピーヌだが、コンストラクターズランキング5番手を争っていたマクラーレンが大きく躍進を遂げたため、パフォーマンス向上は待ったなしの状態だ。
モナコGPでエステバン・オコンが3位表彰台を獲得するなど今季はコンスタントにポイントを稼いでいたアルピーヌだが、イギリスGPとハンガリーGPではダブルリタイア。特にハンガリーGPではオープニングラップで2台がアクシデントに巻き込まれるという不運に見舞われた。
アップデート・パッケージが段階的に導入される場合、すぐにその全体像が見えないことがよくあるが、今回のフロアは新フロントウイングの最適化を待って投入されるわけではないとチームは強調している。
「フロアはフロントウイングとは独立している」と、アルピーヌのスポーティング・ディレクターであるアラン・パルメインはmotorsport.comの取材に応えた。
「マシンにダウンフォースを加え、前進し、より速くなり続ける必要があるからとても重要だ。フロントウイングと連動しているわけではないが、我々にとっては非常に重要なステップだ」
Pierre Gasly, Alpine A523
Photo by: Erik Junius
今後のアップデート計画については、「シンガポールに向けて大きなアップデートがあるのは間違いないが、例えばモンツァでも小さなものがあるのは確かだと思う」と付け加えた。
パルメインは、アップデートで一気にパフォーマンスを上げたマクラーレンには脱帽だと話す。
「マクラーレンは信じられないような仕事をした」
「正直、彼らに脱帽だよ。バーレーンにいた時から今に至るまでを振り返ってみると、今の彼らは本来いるべきところにいて、以前は苦しんでいたようなものだ」
「あんなに大きな一歩を踏み出すのは普通じゃない。彼らは素晴らしいことをした」
「もちろん我々はみんなのことを見ているが、主に自分たちと風洞内の自分たちのモデルに集中している」
アルピーヌはまだ”4番目に速いマシン”を目指しているのかと尋ねられ、彼は次のように付け加えた。
「それが私たちの計画だ。それを達成するために、できる限りハードに開発を続けていくよ」
アルピーヌはスプリントフォーマットで開催されたアゼルバイジャンGPにアップデート版を持ち込んだものの、トラブルによりセットアップを最適化できなかった経験がある。今回のベルギーGPも同じくスプリントフォーマットでの開催となるが、チーム代表のオットマー・サフナウアーは、新しいフロアがベルギーGPの週末にダメージを与えないことを望んでいる。
フリー走行1回で予選に臨まなければならないスパでの金曜日がストレスになるのではないかという質問に、サフナウアー代表は「そうでなければいいのだが……」と答えた。
「新しいフロアの方がパフォーマンスが高いし、1周あたりコンマ2秒くらいは改善されるから、それを装着するつもりだ」
「しかしそれを評価し、分析するには短い時間しかない。フロアには計測器が取り付けられるから、気流が増えているかどうか、ダウンフォースが何ポイント得られているかなどを確認できるだろう」
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