F1
アンドレッティによるアルファロメオF1買収計画、失敗に終わる? 要因は「チームのコントロールに関する問題」
アンドレッティ・オートスポートによるアルファロメオF1買収計画は、不調に終わったようだ。CEOのマイケル・アンドレッティは、金銭的な部分ではなく、チームのコントロールに関する問題が原因だったと明かす。

David Malsher
編集: 2021/11/05 14:11
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

アンドレッティ・オートスポートは、アルファロメオF1を買収し、早ければ2022年からF1に参入するのではないかと噂されてきた。しかしこれは条件が合わず、合意に至らなかったようだ。
インディカー・シリーズなど、アメリカのレースを中心に活躍するアンドレッティ・オートスポート。同チームはアルファロメオF1を買収し、F1に打って出るのではないかと言われてきた。しかしこの買収交渉はまとまらなかったようだ。
その原因は金銭面にあったと言われたが、チームCEOのマイケル・アンドレッティはこれを否定。コントロールに関する問題が発生したため、交渉が暗礁に乗り上げたと明かした。
アンドレッティはこの件について、次のように語った。
「金銭的な理由で、買収が失敗したという噂については終止符を打ちたい。それは真実から遠く離れたモノだった。金銭的な理由とは何も関係なかったんだ」
「基本的には、交渉の最後の段階で、コントロールの問題に行き着いた。それが、今回の取引を終わらせることになった」
「私は常に、我々にとって内容が正しい時だけ、その取引を行なうつもりだと言ってきた。結局今回のことは、我々にとっては正しいモノではなかったんだ。だから我々は、別の機会を探し続けようと思っている」
アンドレッティはさらに、次のように付け加えた。
「残念ながら土壇場になって、コントロールに関する問題が変更されてしまった。それは、我々が受け入れることができないモノだったので、我々としてはこの取引から離れるしかなかった」
アンドレッティが意味することは、「チームを購入しても、それをコントロールすることができない」ということなのかと尋ねられたアンドレッティは、「基本的にはそうだ」と語った。
またアンドレッティによれば、F1チームの買収計画が実現していれば、コルトン・ハータをF1に挑戦させることも計画の一部にあったという。
「もちろん、我々がチームを手にすることがあれば、アメリカ人ドライバーをF1にデビューさせたいという点で、ハータはその道をリードする存在になっていただろう」
「彼はそのための最適な存在だ。つまり我々は、彼がヨーロッパで競争力のあるドライバーになれると信じている。だから我々は、間違いなく彼にシートを与えようとしたはずだ。彼にそれができない理由はない」
なおアンドレッティ・オートスポートのF1参入計画には、アメリカでのF1人気拡大を目指すリバティ・メディアは積極的に関与していなかったと同意する。
「リバティ? いや、関係はないよ」
そうアンドレッティはコメントした。
「彼らは明らかに、アメリカでのマーケットを拡大しようとしている。だから、アメリカのチームが増えることを望んでいると思う。でも、彼らは我々を手助するためには何もしなかった……それは大きな話題になったはずだと思う。うまくいかなかったのは残念だが、私は諦めない」
「我々の目は、まだ可能性を探っている。F1だけでなく、他のフォーミュラカーのレースも、そして他のタイプのレースでもだ。それが、我々の仕事だ。我々はレースビジネスに携わっている。そしてその可能性を常に拡大するチャンスを探っているのだ」
「しかし事業を拡大する時、それが競争力のある適切な契約であることを確認しなければならない。それが、我々のブランドにとっては非常に重要なことだ」
Read Also:
- アンドレッティ・オートスポートがF1参戦を画策中、アルファロメオ買収に向け動きを加速
- フィッティパルディ、アンドレッティがF1参戦なら”大歓迎”「実現すれば、とても嬉しいことだ」
- 新規参入メーカーが、簡単に勝てるF1であってはならない……メルセデス代表「成功には時間が必要だ」
- アメリカF1人気、さらなる向上には「”米国人ドライバー”が必要」と元インディカードライバー
- ハミルトン、フェルスタッペンとの激しいタイトル争いの核心には「”リスペクト”が必須」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 ハミルトン、フェルスタッペンとの激しいタイトル争いの核心には「”リスペクト”が必須」
次の記事 F1、ウエットコンディションでのレース改善を目指しリサーチ開始。新規則の影響も調査
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
David Malsher

パロウが見事な今季初勝利。初ポールのルンガーはタイヤに苦しむ|インディカー第5戦インディGP
IndyCar
IndyCar
Grand Prix of Indianapolis
2023/05/14
パロウが見事な今季初勝利。初ポールのルンガーはタイヤに苦しむ|インディカー第5戦インディGP

マクログリンが3ストップ戦略で今季初優勝。グロージャンは初勝利ならず|インディカー第4戦アラバマ
IndyCar
IndyCar
Birmingham
2023/05/01
マクログリンが3ストップ戦略で今季初優勝。グロージャンは初勝利ならず|インディカー第4戦アラバマ

第107回インディ500へ向けた走行始まる。強風のオープンテスト初日はニューガーデン最速。佐藤琢磨は5番手
IndyCar
IndyCar
Indy 500 open test
2023/04/21
第107回インディ500へ向けた走行始まる。強風のオープンテスト初日はニューガーデン最速。佐藤琢磨は5番手

More from
コルトン ハータ

ハータ、F1挑戦の夢を諦めかけた過去。「アルファタウリの契約が実現しなかった時、もうチャンスはないと……」
F1
F1
マイアミGP
3 ヵ月前
ハータ、F1挑戦の夢を諦めかけた過去。「アルファタウリの契約が実現しなかった時、もうチャンスはないと……」

キャデラックF1のコルトン・ハータ、FP1出走に「超ワクワク」F1参戦の夢に近付く
F1
F1
サウジアラビアGP
3 ヵ月前
キャデラックF1のコルトン・ハータ、FP1出走に「超ワクワク」F1参戦の夢に近付く

キャデラックF1、コルトン・ハータをFP1で4回起用へ。まずは6月のバルセロナから
F1
F1
4 ヵ月前
キャデラックF1、コルトン・ハータをFP1で4回起用へ。まずは6月のバルセロナから

More from
アンドレッティ

F2電撃転向のコルトン・ハータ、インディ500へのスポット参戦はありうる?「議論されることは間違いない」
IndyCar
IndyCar
9 ヵ月前
F2電撃転向のコルトン・ハータ、インディ500へのスポット参戦はありうる?「議論されることは間違いない」

キャデラックの参入控えるF1、12チーム化には消極的「すでに余裕のない段階にある」
F1
F1
11 ヵ月前
キャデラックの参入控えるF1、12チーム化には消極的「すでに余裕のない段階にある」

“F1行き”ハータの後任はウィル・パワー! 2度のインディカー王者が17年間所属のペンスキー離れアンドレッティ移籍
IndyCar
IndyCar
11 ヵ月前
“F1行き”ハータの後任はウィル・パワー! 2度のインディカー王者が17年間所属のペンスキー離れアンドレッティ移籍
最新ニュース

クラッシュを頻発させたレッドブルのマカレナウイング。FIAは介入せず……しかしチームは独自に改良「自分たちのマシンを壊したい人は誰もいない」
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 6 分前
オランダGP
クラッシュを頻発させたレッドブルのマカレナウイング。FIAは介入せず……しかしチームは独自に改良「自分たちのマシンを壊したい人は誰もいない」

バイク版ワイルド・スピード誕生? Netflix、MotoGPをフィーチャーした映画制作を進行中か
機能
MotoGP
ライブテキスト
評価
機能
MotoGP 25 分前
バイク版ワイルド・スピード誕生? Netflix、MotoGPをフィーチャーした映画制作を進行中か

ハミルトンが不気味な存在だが……メルセデス、タイトル争いで“アントネッリを勝たせる”体制にはせず「まずはチームが最優先」
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 53 分前
ハミルトンが不気味な存在だが……メルセデス、タイトル争いで“アントネッリを勝たせる”体制にはせず「まずはチームが最優先」

アレクサンダー・アルボン、ウイリアムズとの契約を2027年まで延長「僕たちの物語はまだ終わっていない」
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 3 時間前
オランダGP
アレクサンダー・アルボン、ウイリアムズとの契約を2027年まで延長「僕たちの物語はまだ終わっていない」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録