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”怒っている”ルクレール……Q3進出を逃したのは、チームとの伝達ミス?

F1ロシアGPの予選でQ2敗退となったフェラーリのシャルル・ルクレール。コース上の状況伝達が混乱したことが敗退の原因になったとして、「怒り」を感じたと語った。

Charles Leclerc, Ferrari SF1000

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 フェラーリのいシャルル・ルクレールは、F1ロシアGPの予選を11番手で終えた。チームメイトのセバスチャン・ベッテルも15番手であり、フェラーリは2台揃ってQ2敗退。今季厳しい戦いを強いられているフェラーリにとって、今回も厳しい結果となった。

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 ルクレールは、ルノーのエステバン・オコンにわずか0.043秒及ばず、Q3進出を逃した。そしてルクレール曰く、オコンとの間隔をめぐる混乱が、予選Q3に進出できなかった一因になったという。

「チームは、僕の後ろ1〜2秒のところにオコンがいると僕に伝えてきた」

 そうルクレールは語った。

「でも僕は、もっと後ろだったと思う。余裕があったと思うんだ。だから今、僕は怒っている。そういうことが起きたばかりだからね」

「落ち着かなきゃいけない。レースは明日……ポイントを獲れるのはレースなんだ」

「でも僕にとっては難しい週末だ。フリー走行では、うまくドライブすることができなかった。その後、予選からようやくリズムを見つけ始めることができた。でも、マシンのポテンシャルを発揮することはできなかった……残念だ」

 なおこの予選Q2では、ルクレールのすぐ前を走っていたチームメイトのベッテルがターン4で激しくクラッシュ……ルクレールはこれをギリギリで避けるというシーンがあった。クラッシュに巻き込まれなかったのは、幸運だったと言えよう。

「とても恐ろしかったけど、彼が何ともなければ良いね」

 そうルクレールは語った。

「でも今では、Q3に行けなかったことの方が失望だよ」

 クラッシュしたベッテルは、予選を振り返るよりも前に、フェラーリが今回のコースでは苦戦しているため、最終的にクラッシュに繋がったリスクを負わざるを得なかったと語った。

「ターン2の時点で、既にコントロールを失っていた。ターン4でまたコントロールを失い、再びそれを取り戻すことはできなかった」

「予選で僕は苦労していた。最初のセクターでは特にね。そしてもう少しリスクを冒そうとしていたんだ」

「明らかに満足できなかった。でも午前のセッションに比べて、午後はかなり苦労したんだ」

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