アップル、アメリカでのF1放映権を獲得か? 年間200億円超えの高額契約というウワサ……スポーツ配信に力
アメリカにおける2026年以降のF1放映権を、IT大手のアップルが年間約207億円で取得する見込みだと分かった。
Charles Leclerc, Ferrari SF-24
写真:: Andreas Beil
Rise of Racing in America - Latest News, Videos, Photos
The latest on the Rise of Racing in America, examining the sport’s momentum in the U.S. with focus on technology, innovation, fandom, and investments on the sport.
F1のアメリカにおける放映権を、IT大手のアップルが年間約207億円で取得見込みのようだ。
米メディア「Puck」によると、アップルは今月下旬に行なわれるF1アメリカGPで、アメリカにおけるF1放映権契約を結んだことを発表する見通した。この契約については、年間1億4000万ドル規模(約207億円)とも報じられていて、現在放映権を持っているESPNの支払金額を大幅に上回るモノだ。
なおPuckの報道によると、契約内容についてまだF1の公式配信サービス「F1 TV」との共存について調整が続いているという。ただ発表はアメリカGPで行なわれるようだ。
現在アメリカにおけるF1の放映権はESPNが所持。現行契約は2025年末で切れることになっていた。そして複数の報道から、ESPNは次期契約を見送る見通しであると報じられており、アップルが放映権獲得に乗り出す好機を得ることになった。
アップルはブラッド・ピット主演の映画F1の成功も背景に、強力な提案を行なったとされる。
アップルにとって課題となるのは、前述のF1 TVとの競合だろう。同サービスはアメリカに対応しており、高品質なストリーミングや豊富な機能を備えているため、アップルがF1 TVに肩を並べられるサービスを開発できるのかが今後の焦点となってくるだろう。
Sergio Perez, Red Bull Racing RB20
Photo by: Red Bull Content Pool
なおアップルによる巨額のスポーツ放映権の獲得は、3年前にメジャーリーグサッカーと10年契約を結んだことに続くものだ。メジャーリーグサッカーは10年契約で総額25億ドルとされており、メジャーリーグベースボールを配信する”Friday Night Baseball”と並ぶ規模だ。
そして、そこにF1が加わることとなれば、アップルにとってはアメリカスポーツ界での存在感をさらに高めることとなるだろう。
NetflixのF1ドキュメンタリー「Drive to Survive(栄光のグランプリ)」のヒットと、リバティ・メディアによるアメリカ市場への積極的な展開によって、現在F1はESPNおよびABCで1レース平均140万人の視聴者数を記録している。アメリカ内での開催が3レースに拡大したこともあり、視聴者数は今後さらに増加が見込まれている。
今月中に発表が行なわれれば、Appleによる新契約は2026年シーズンから始動し、レースはApple TV+で配信される見通しだ。一方、F1 TVの今後の扱いについては現時点で不透明となっている。
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。