アメリカでのF1人気は、今後もまだまだ成長する……AppleTVが手応え「数十%増やせるかという話ではない。数倍にできるかどうかだ!」
今季からアメリカでのF1の放映権を独占取得したAppleTVは、今後もF1はまだまだ成長の余地があると考えているようだ。
Tim Cook and Eddy Cue at the World Premiere of F1 The Movie
写真:: Getty Images
Appleのサービス担当上級副社長であるエディ・キューは、F1はアメリカで、今後も成長する可能性が秘められていると考えている。
Apple TVは2026年から、アメリカにおけるF1の放映権を取得。視聴者数は順調に伸びているという。
「最初の3戦の視聴率は、昨年地上波で放送していた時と比較して、大幅に上昇した」
キュー副社長は、マイアミで行なわれたオートスポーツ・ビジネス・エクスチェンジの際にそう語った。
「視聴者数が増えただけではない。週末を通して視聴する人が増加したのだ。私が期待していたことのひとつは、3日間すべてが好調な視聴率であるということだ」
キュー副社長は、今後数年間で、アメリカにおいてF1をさらに成長させる「大きなチャンス」があると指摘した。
「我々はNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)に注力しているわけではない」
「NHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)もあるし、MLB(メジャーリーグ・ベースボール)もある。トップを目指すには、多くの選択肢があるんだ」
「私の見解では、F1は大きな成長の余地がある。どのスポーツよりも、若い層が視聴者層の中心を占めているんだ。女性が視聴し始める率も急上昇しており、Apple TVのユーザー数も、若年層と女性の両方が大幅に増加している」
「だから何百万人とか、そういう数字は分からないが、指数関数的に増えている。それが素晴らしいところだと思う。ゼロから始まり、大きく成長した。しかしまだまだ成長の余地があるんだ」
AppleTVは、2025年に公開された映画『F1/エフワン』も手がけたことでも知られる。その公開前後で、F1に対する世間の雲行きが違ってきたという。
「人々が意識するようになればね。F1の映画を制作していた時のことを、今でも覚えている。『レースを見たことがある人はいますか?』と尋ねると、誰も手を挙げなかった。ところが映画の公開が終わった後に『レースを見てみたいですか?』と尋ねると、全員が手を挙げる。実際に体験し、観ることで、その魅力に気付くんだ」
「大きなチャンスがあると思う。10%とか20%成長できるといった話ではなく、『今後何年かで数倍に成長させられるか』という話なのだ」
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