アッセン、オランダGP開催に向けて交渉再開へ「今すぐにでも契約したい」

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アッセン、オランダGP開催に向けて交渉再開へ「今すぐにでも契約したい」
執筆:
2019/04/04 0:15

オランダGP財団は、ザントフォールトとFOMの独占交渉期間が終わったことを受けて、TTサーキット・アッセンでのグランプリ開催を再び模索しているようだ。

 TTサーキット・アッセンでのF1開催を目指すオランダGP財団は、ザントフォールトでのグランプリ開催に向けた独占交渉期限が3月に切れたことで、フォーミュラ1マネジメント(FOM)との交渉を再開する予定だ。

 1985年までザントフォールトで開催されていたオランダGP。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の活躍により、開催復活の機運が高まってきた。2020年のF1開催に向けて、ザントフォールトとアッセンがロビー活動を行っていたが、ザントフォールトが一歩先を行き、FOMとの独占交渉を行っていた。

 伝統的にMotoGPのレースを開催してきたアッセンも、仮にザントフォールトが契約締結に至らなかった場合に、2020年の開催に向けて契約を締結する準備が整っているという。

 ザントフォールトとFOMの独占交渉期限が3月で切れたことで、FOMからアッセンに連絡はあったのか。motorsport.comがオランダGP財団CEOであるリー・ヴァン・ダムに訊くと、彼は次のように答えた。

「我々は木曜日(4日)に集まり、次のステップがどうなるかを見てみる。しかし作業に戻ることができるということは分かっている。F1をアッセンに誘致するチャンスはまだあるだろう」

 ヴァン・ダムは、ザントフォールトでのレース開催の可能性について、F1がコメントが出されていないという事実は、アッセンにとって好都合であると考えている。

「私個人の意見だが、それは何か意味がある。もし契約が成立すれば、FOMはそれを発表するだろう。数カ月前にベトナムとやったようにね」

「彼らは、契約を締結してすぐにそれを発表することにとても誇りを持っている。ザントフォールトはまだ契約を締結させていないと感じている。まだ確定していない以上、我々にもチャンスがある」

 かつてグランプリが開催されていたという歴史的な理由で、アッセンよりも優位に立ったザントフォールト。FOMは、ザントフォールトがレースを開催するのに必要な資金調達を助けるために、独占交渉期限を設けることに同意した。

 ライバルであるザントフォールトが交渉を独占していた数カ月の期間も、オランダGP財団はF1開催計画に取り組み続けていた。

 ヴァン・ダムは「我々はフルスロットルだ」と付け加えた。

「我々は、包括的なビジネスプランを整えている。TTサーキットは、10月上旬に改修を始める。関係者と話しに行ったし、彼らも我々を訪問してくれた」

「彼らがストップと言うまで、あるいは彼らが我々のことを承認してくれるまで、我々はフルスロットルで作業を続けるだろう」

 ヴァン・ダムは、グランプリ開催に向けてのアッセンの取り組みについて「もし我々に契約が提示されたら、すぐにサインをする」と話した。

「もちろんそれはFOM次第だ。彼らは本当の紳士なので、ザントフォールトとの話し合いをまずすべて片付けるだろう」

「しかし私が間違っている可能性もある。ザントフォールトの交渉がはるかに前へ進んでいて、契約をする前に細かなことを解決する必要があるだけなのかもしれない。明日の朝に突然ニュースが出ることもある。そうすれば状況は変わってしまうだろう」

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シリーズ F1
執筆者 Erwin Jaeggi
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