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アストンマーチン、ポーパシング対策でパフォーマンスを妥協。その影響は1周0.75秒も?

アストンマーチンは、ポーパシングに対処するためにパフォーマンスを妥協しており、その影響は1周あたり最大0.75秒にもなるという。

Lance Stroll, Aston Martin AMR22

 バーレーンで行なわれた今季最初の予選で、アストンマーチンはニコ・ヒュルケンベルグが17番手、ランス・ストロールが19番手と、共にQ1ノックアウトを喫してしまった。

 今季はグリッド上位進出を期待していたチームにとっては、悔しい結果となってしまった。

 現在も多くのチームが苦しんでいるポーパシングの問題によって、ペースが制限されてしまっているとアストンマーチンは説明した。

 アストンマーチンのチーフテクノロジーオフィサーであるアンドリュー・グリーンは、ポーパシングを止めるために車高を上げなければならないため、チームはダウンフォースを犠牲にしており、それがラップタイムに大きく影響していると説明した。

 ポーパシングの対処について訊かれ、グリーンは次のように答えた。

「我々が望むような解決にはまだ程遠いと思う」

「ポーパシングなしで走るめには、クルマとクルマのセットアップをかなり妥協しなければならない。ただ、テストでも(フリー走行でも)いくつかのことを試して、良い方向に進んでいる」

 セットアップの妥協がもたらす影響を推測するよう求められたグリーンは、次のように答えた。

「今のところ、このせいで0.5秒以上、おそらく0.75秒近くを失っていると思う」

 ヒュルケンベルグが0.05秒ほどの差でQ2進出を逃したことを考えると、この差は実に大きいと言えるだろう。0.75秒タイムアップできれば、Q1のトップ10には食い込める計算だ。

 ポーパシングの問題を解決するには、空力的な解決策と機械的な解決策を組み合わせる必要があることを各チームは理解しており、グリーンもこのふたつに同時に取り組む必要があることに同意している。

「ふたつを両立させる必要があるんだ」と彼は語った。

「これは空力的な現象なんだ。その原因が何なのか、どうすればいいのかは分かっているが、問題を解決するためには、空力的な変更がかなり必要なのだ。だから、ちょっと時間がかかるんだ」

「パッチを貼って(応急処置をして)影響を一部取り除くことはできる。でも全部きちんとやるには、空力的に少しやり直す必要があるんだ」

 グリーンは、アストンマーチンが最終的な答えを導き出すには、もう少し時間がかかりそうだと示唆した。

「我々が必要とする性能と、それに見合った空力的な安定性をもたらすソリューションに行き着くまでには、まだ数レースかかると思う」

「バランスを取ることが大事なんだ。クルマの性能を落として、ポーパシングをなくすこともできるが、それでは本当に意味がない。だから、その両方を手に入れることが必要なんだ」

「今後のイベントでそこを目指してステップを踏んでいく。でも、本当に性能を発揮できるようになるまでには、あと数レースはかかると思う」

 
 
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