アストンマーチン、アロンソにオファーの噂を否定。ベッテルとの契約延長が既定路線か
アストンマーチンは、フェルナンド・アロンソにランス・ストロールのチームメイトとしての契約オファーをしていたという噂を否定した。


先日、アルピーヌとの契約を1年延長し、2022年もF1で戦うこととなったフェルナンド・アロンソ。しかしそれ以前には、アストンマーチンのオーナーであるローレンス・ストロールがアロンソ獲得に向けてアプローチをしているのでは、という噂がまことしやかに囁かれていた。
アストンマーチンは、今季から加入したセバスチャン・ベッテルとの2022年以降の契約にまだ明らかにしていない。そんな中で、ストロールがサマーブレイク中にアロンソのマネージャーであるフラビオ・ブリアトーレと食事をしたことで、そういった噂が一気に加速したのだ。
しかし、チームはアロンソ獲得を画策していたという噂を否定する動きを見せている。さらにベッテルとの契約延長に関しても、近々話し合いの場がもたれる模様だ。
アストンマーチンの広報担当者は次のように述べている。
「ローレンス・ストロールに関しては、一部メディアで報じられているようなフェルナンド・アロンソにオファーを出したという事実は存在しない」
「ローレンスはフラビオ・ブリアトーレとサルデーニャ島で昼食を共にした。ローレンスとフラビオは友人であり、何年も前から何度も食事を共にしている。彼らは公の場で会ったというだけで、それ以上のことはない」
また、アストンマーチンのチーム代表であるオットマー・サフナウアーはオランダGPが行なわれているザントフールトで、ベッテルとは今後数週間の間に新たな契約について話し合い、シーズン終了までには契約がまとまるだろうと語った。
「我々には契約をまとめるまでのプロセスがある」とサフナウアーは言う。
「詳細についてはあまり話したくはないが、然るべきタイミングで節目があるのだ」
「それらの節目が過ぎた後、今後数週間で必要な発表をすることになるだろう」
ベッテルは2015年からフェラーリに加入して6シーズンを戦ったがタイトルには手が届かず、今季からアストンマーチンに加入した。シーズン前テストと序盤戦では適応に苦しんでいるような様子も見せ、チームメイトのランス・ストロールに後れを取る場面も多かったが、中盤戦以降は随所で速さを見せており、第6戦アゼルバイジャンGPでは2位表彰台を獲得。波乱のレースとなった第11戦ハンガリーGPでは、エステバン・オコン(アルピーヌ)と優勝争いを繰り広げた。(ベッテルは2番手フィニッシュも後に失格)
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