アストンマーチンF1、2021年新車の名称は『AMR21』に。3月3日に発表予定
アストンマーチンF1チームは、レーシングポイントからのリブランドに伴い、マシンの名称も完全に新しいものにするようだ。
写真:: Aston Martin Racing
2021年シーズン、レーシングポイントから名称変更する形で誕生したアストンマーチンF1チーム。彼らは今季のニューマシンの名称を『AMR21』とすることとなった。
このチームはレーシングポイント時代、マシンの名称に“RP”を入れており、2020年マシンは『RP20』と名付けられていた。しかしチームのブランド変更に伴い命名の法則も変わるようだ。
AMR21は、3月3日にデジタルイベントの中で発表される予定。オーストリアの水処理会社BWTがタイトルスポンサーから外れたため、カラーリングはピンクからブリティッシュグリーンに変更されることになる。ただしBWTは2021年シーズンも同チームへのサポートを継続する予定で、アストンマーチンのカラーリングに“わずかなアクセント”を加えるとのことだ。
コスト削減策の影響もあり、各チームは2021年シーズンに向けて2020年マシンから多くのコンポーネントを引き継ぐこととなっており、完全新規の車両でシーズンに臨むチームはない。しかしアストンマーチンは、昨年優勝も記録するなど成功を収めたRP20のコンポーネントからわずか50%しか引き継がないと予想されており、マシンの空力要素をアップグレードすることを主眼に置くようだ。
テクニカルディレクターを務めるアンドリュー・グリーンは、2020年シーズン開幕直後の昨年8月からAMR21の開発に着手しており、RP20のアップグレードと並行して作業を進めてきたことを明かしている。
アストンマーチンのF1復活には、イギリスの著名な自動車ブランドを復活させたいというカナダの実業家ローレンス・ストロールの思いが背景にある。ストロールはフォースインディアの資産を引き継ぎ、チーム名称をレーシングポイントに変更。そしてその後アストンマーチンの買収にも成功したことで”アストンマーチンF1”の復活も叶ったわけだ。
アストンマーチンは今季、ランス・ストロールのチームメイトとして4度のF1王者であるセバスチャン・ベッテルを獲得。それにより、サクヒールGPでチームに優勝をもたらしたセルジオ・ペレスはシートを失ったが、ペレスは最終的にレッドブルのシートを射止めた。
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