F1

アロンソ制御の秘訣は「常に真実を語ること」? アストンマーティン代表、2023年のアプローチ明かす

アストンマーティンF1のマイク・クラック代表は、2023年にフェルナンド・アロンソが加入した後、チームメイト間での関係を適切に対処するためには、常に真実を伝えることが唯一の方法だったと語っている。

Jonathan Noble Mandy Curi

編集: 2024/01/30 16:06

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Lance Stroll, Aston Martin F1 Team, Fernando Alonso, Aston Martin F1 Team, in the garage after Qualifying

 アストンマーティンF1のマイク・クラック代表は、2023年に加入したフェルナンド・アロンソの扱いについて、真実を伝えることがチームメイト間の関係を適切に保つ唯一の方法だったと語っている。

 2023年シーズン、アストンマーティンには2度のF1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソがチームに加入。これにより、アストンマーティンはより多くの注目を集めるようになった。

 ただアロンソは非常にチームへの要求が厳しく、政治的すぎると言われることもあり、アストンマーティンが対処を誤ると困難な状況が生じる可能性があると見られていた。

 結果的にアロンソはアストンマーティン加入1年目から大成功を収めているものの、アストンマーティンのクラック代表はアロンソの加入に先立って、どうマネジメントするのが最善なのか議論があったと認めている。そして最終的に必要なアプローチは、非常に単純なものだったと彼は語った。

「ドライバーのひとりはオーナーの息子で、片やもうひとりは経験豊富なベテランとなるため、我々は明らかに特殊な状況にある。だから考える必要があるんだ。『ここのダイナミクスは何で、それがどう変化していくのか?』をね」

 クラック代表はmotorsport.comにそう語った。

「フェルナンドが加わった際、多くの人達が『難しいことになり得る』と警告してきた。そのため我々は準備を試みていた。自分たちのアプローチはどんなモノなのかについて考えなくてはならなかった。これは私だけではなく、スポーティングディレクターやパフォーマンスディレクターなども同様であり、そしてメディアへの対処も考える必要があった」

「しかし我々はフェルナンドもランス(ストロール)もフェラーリの時から互いを知っているということに気がつく必要があった。だから始まってから、我々はふたりに対してオープンな姿勢で、正直に、透明性を常に保ったアプローチを採っていた」

Lance Stroll, Aston Martin AMR23, Fernando Alonso, Aston Martin AMR23

Photo by: Zak Mauger / Motorsport Images

Lance Stroll, Aston Martin AMR23, Fernando Alonso, Aston Martin AMR23

 またクラック代表はたとえ上手くいっていない厳しい時であっても、ドライバーに対して何も隠し立てしないことが、トラブルを回避するベストな方法だと語った。

「良いときだけじゃなく、悪い時でもだ」とクラック代表は続ける。

「真実というのは時には少し難しいこともあるし、最も難しい会話だろう。しかしそうすることで、その後がより楽になるんだ」

「そこには互いにどんなレースをするのか、どう対処するのか、最も厳しい結果となった時にどうするのかといったことが含まれているんだ」

 そしてクラック代表は、浮き沈みのある2023年シーズンの中でも、チームがこうしたアプローチの方針を採ったことが功を奏したと考えている。

「ドライバーふたりの協力や周囲の皆の貢献によって、我々はオープンで正直な、透明性のある関係を維持することができた。これにより非常に楽になった」

「ただ、ランスとフェルナンドについて、彼らの互いの取り組み方や対処に対して、我々の方から何か介入する必要はないと言っておくべきだろう。彼らはとても成熟しているんだ。彼らもチームを中心に考えていて、それは我々も同じだ。チームが全てなんだ」

「ふたりとも我々には9つの競争相手がいることを理解しているし、互いに戦っても何も得られないと分かっている。それがとても助けになる。だから彼らの対処方法はありがたいものだった」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 アルピーヌのF1パワーユニットが鼓動する……! 2024年シーズンに向けてA524を初始動

次の記事 レッドブルF1、2024年の新車発表日を明らかに。果たして“実車”は登場するのか?

More from

Jonathan Noble



大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

F1

F1 2024/12/29

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす



ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

F1

F1 2024/12/27

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす



僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

F1

F1 2024/12/25

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

More from

フェルナンド アロンソ



懐かしい時代のF1知るアロンソ、V8エンジンの復活には懐疑的?「あの頃は楽しかったけど、現代に合っているかというと……」

F1

F1

シンガポールGP

11 時間前

懐かしい時代のF1知るアロンソ、V8エンジンの復活には懐疑的?「あの頃は楽しかったけど、現代に合っているかというと……」



アロンソ、ホンダ製PUの奇妙な挙動に苦しむ「マシンがサーキットのどこにいるのか、正確に把握できていなかったみたいだ」|F1シンガポールGP

F1

F1

シンガポールGP

7 日前

アロンソ、ホンダ製PUの奇妙な挙動に苦しむ「マシンがサーキットのどこにいるのか、正確に把握できていなかったみたいだ」|F1シンガポールGP



目指していた結果には届かなかった……ホンダF1折原エンジニア、シンガポールGPを振り返る「ある程度の期待を持って準備してきたが」

F1

F1

シンガポールGP

7 日前

目指していた結果には届かなかった……ホンダF1折原エンジニア、シンガポールGPを振り返る「ある程度の期待を持って準備してきたが」

More from

アストンマーティン



【HRC渡辺康治社長独占インタビュー】厳しい戦い続くアストンマーティン・ホンダ、一体何が起きているのか? 

F1

F1

シンガポールGP

2 日前

【HRC渡辺康治社長独占インタビュー】厳しい戦い続くアストンマーティン・ホンダ、一体何が起きているのか? 



ホンダF1が100円ショップとコラボ! HRCとDAISOがパートナーシップ締結「双方のブランド価値の最大化を図る」

F1

F1 3 日前

ホンダF1が100円ショップとコラボ! HRCとDAISOがパートナーシップ締結「双方のブランド価値の最大化を図る」



ホンダF1、シンガポールGPの2日目は望んでいた結果に届かず……折原エンジニア「それでもパッケージへの理解が深まった」

F1

F1

シンガポールGP

8 日前

ホンダF1、シンガポールGPの2日目は望んでいた結果に届かず……折原エンジニア「それでもパッケージへの理解が深まった」

最新ニュース



平川亮、ハースF1のシート逃し落胆も諦めず。WECで実力をいかんなく発揮「これからも努力を続けて、自分に何ができるのかを見ていきたい」

WEC

WEC WEC

Barcelona

2 時間前

平川亮、ハースF1のシート逃し落胆も諦めず。WECで実力をいかんなく発揮「これからも努力を続けて、自分に何ができるのかを見ていきたい」



一体どこから来た!? “ほぼ最後尾”28番手から2位表彰台! 360号車RUNUPはいかにして特大ジャンプアップに成功したか

スーパーGT

SGT スーパーGT

第7戦:オートポリス

4 時間前

一体どこから来た!? “ほぼ最後尾”28番手から2位表彰台! 360号車RUNUPはいかにして特大ジャンプアップに成功したか



WSBK転向のモルビデリ……新天地での復活を期す「ドゥカティの信頼に感謝」ミシュランタイヤ経験が大きな武器に?

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

5 時間前

WSBK転向のモルビデリ……新天地での復活を期す「ドゥカティの信頼に感謝」ミシュランタイヤ経験が大きな武器に?



優勝STANLEY以外は厳しい結果に終わったホンダ勢。2回目のSCに泣いた16号車ARTA、複数のトラブルに見舞われた17号車Astemo

スーパーGT

SGT スーパーGT

第7戦:オートポリス

9 時間前

優勝STANLEY以外は厳しい結果に終わったホンダ勢。2回目のSCに泣いた16号車ARTA、複数のトラブルに見舞われた17号車Astemo

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録