アウディ、F1参戦計画に問題なし? ザウバーの株式100%買収を完了へ
F1参戦計画が当初の予定通りに実行されるのか不安視されているアウディだが、彼らはあくまでもF1参戦へ向けたコミットメントを強調しており、ザウバーの買収も最終段階に入っているようだ。
アウディは2026年からF1参戦を予定している。最近になりF1派の幹部の異動からその計画が危ういのではないかという憶測も出ていたが、F1参戦に向けたザウバーの買収が進むなど、プランは予定通りに進んでいるようだ。
アウディによるザウバー買収と、2026年からのF1参戦が正式に発表されたのは2022年8月のこと。2023年初頭にはザウバー株式の25%を買収し、アンドレアス・ザイドルCEOのもと、インフラと人員を増強してきた。
しかし昨年、F1推進派のマルクス・ドゥスマンCEOが退社。後任となったゲルノット・ドルナーはこのプロジェクトに対してあまり熱意を持っておらず、彼がチームを売却し、F1参戦計画を断念することを望んでいるとの報道さえあった。
さらに2月中旬、アウディで技術開発担当役員(CDO)を務めるオリバー・ホフマンが退任しザイドルCEOと経営陣の間に立つようなポジションに異動させられるという報道もあった。その結果、アウディのF1参戦計画が見直されるのではないかという憶測につながった。
ただそういったF1計画見直しの噂は、現在ではほぼ払拭されつつある。BildやBloombergはアウディがザウバーのオーナーであるフィン・ラウジングと取引を完了させ、ザウバーの株式の100%買収を完了させると報じている。
Showcar with Audi F1 launch livery
Photo by: Audi
そして実際に、F1第2戦サウジアラビアGPの水曜日にはザイドルCEOが現地を訪れ、チームスタッフの前でアウディによる買収が最終段階に入ったことを伝えたという。
チーム代表のアレッサンドロ・アルンニ・ブラビは、前述のような憶測については次のように語って否定している。
「プロジェクトはタイムラインと株主間で合意されたガバナンスに従って進んでいる」
「理事会内の動きについては、我々がコメントすることではない。しかし、我々が知っているのは、強力なサポートがあるということだ」
「アンドレアス・ザイドルはアウディの人々と緊密に協力し、2026年に向けてチームを発展させている。これが重要なことだと思う」
「今、メディアではいくつかの憶測が飛び交っている。アウディのプロジェクトがどのような状況にあるのかを理解するのは興味深いことだ」
「しかし、我々にとっては良い状況だ。ヒンウィルでもノイベルグでも、アウディとともにあらゆるレベルで懸命に働いている。2026年という目標にますます近づいている今、我々はさらに懸命に働く必要がある」
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