新型コロナウイルスの影響広がる中……F1オーストラリアGPは予定通り開催へ

オーストラリア・グランプリ・コーポレーション(AGPC)は、3月13日(金)〜15日(日)に予定されているF1オーストラリアGPが予定通り開催されるだろうと考えている。

新型コロナウイルスの影響広がる中……F1オーストラリアGPは予定通り開催へ

 新型コロナウイルスの感染拡大による影響が世界中に広がり始めている中、2020年シーズンのF1の開幕が迫っている。開幕戦の舞台はオーストラリアのメルボルンにあるアルバートパーク・サーキットで、3月13日(金)〜15日(日)にかけて行なわれる予定となっている。

 ただ、いくつかの地域では厳格な検疫、または渡航禁止措置がとられている関係で、一部のF1チームスタッフがメルボルンにたどり着くことができないという懸念もある。中でも多くの感染者が報告されているイタリアには、フェラーリやアルファタウリ、タイヤサプライヤーのピレリなどが拠点を構えており、彼らがイタリアから無事入国できるかどうかが、F1を開催する上で最も重要なポイントのひとつと言える。

 イタリアでは医療従事者から感染が拡大したこと、そして厳格な検査が行なわれていることから、世界的に見ても感染者数が多くなっている。WHOによると、2月29日までにイタリアでは888人の感染者が確認されており、これは中国を除けば韓国に次いで多い数字だ。

 オーストラリア政府はこの現状を鑑み、渡航に関する助言を再評価。イタリアまたは韓国から帰国した医療従事者は、14日間の検疫を受けるよう要請している。

 しかしながら、現時点でイタリアや韓国からの旅行者は、中国やイランからの旅行者よりも制限は緩い状態だ。中国、またはイランからの外国人旅行者は、オーストラリアへの入国が許可される前に、第三国で14日間を過ごす必要がある。

 なお、3月7〜9日に行なわれる予定だったMotoGP開幕戦カタールGPは、イタリアからカタールへの渡航が制限されていることから、最高峰MotoGPクラスが中止となった。

 アルバートパークのトラックの準備はほぼ完了しており、イタリアからオーストラリアに渡航することも可能……そういった状況から、オーストラリア・グランプリ・コーポレーション(AGPC)は、F1オーストラリアGPが予定通り開催されると予想している。

 AGPCのCEOであるアンドリュー・ウェスタコットによる声明には、こう綴られている。

「F1オーストラリアGPにおいても、人々の健康と安全は最重要だ」

「(オーストラリアGPでの)各イベントにおける健康、安全、そして緊急時のマネジメント体制が整っている。我々オーストラリア・グランプリ・コーポレーションは、この問題に対処するために、保健機関、政府機関らと協力を続けていく」

「我々はグランプリが開催されるまで状況を注意深く監視し続け、ビクトリア州および国の最高保健責任者、そして健康保護主任委員会など、専門家からの指導を受ける」

「F1は、オーストラリアGPが通常通り開催予定であることを確認しており、我々は今後1〜2週間の間、チームの関係者を歓迎できることを楽しみにしている」

 

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