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F1で”ジョコビッチ問題”は起こらない! オーストラリアGP主催者は、スムーズな開催に自信

F1オーストラリアGPのオーガナイザーは、ノバク・ジョコビッチの入国問題が話題となった、テニスの全豪オープンのような事態にはならないと語った。

The standard night-time curfew sign outside the paddock entrance swipe gates

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 新型コロナウイルスの感染拡大対策として、厳しい入国規制を行なっているオーストラリア。プロテニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチの入国可否を巡って大きな話題となっているが、F1オーストラリアGPのオーガナイザーは、F1ではこうした事態にはならないと自信を持っているようだ。

 オーストラリアは現在、原則として外国人の入国を禁止。昨年11月から徐々に規制が緩和されてきたが、ワクチン接種の証明など厳しい水際対策が続けられている。

 そんな中、全豪オープンのためにオーストラリアに入国したジョコビッチは、「ワクチン接種を免除するための証明に不備があった」などとして、ビザが取り消しになった。

 ジョコビッチ側は裁判所に異議申し立てをしたものの、申告内容が一部虚偽だったことなどが発覚し、結局は国外退去処分となってしまった。

 一方でF1は、2020年の開幕戦として予定されていたレースが走行開始直前に中止となって以来、オーストラリアでグランプリを開催できていない。

 オーガナイザーであるオーストラリアGPコーポレーション(AGPC)のアンドリュー・ウェスタコットCEOは、F1の関係者はオーストラリアへの入国条件をよく理解しており、ジョコビッチのような論争を回避することができると自信を持っている。

「我々は2021年を通して、そして2022年に向けて、ビクトリア州政府と非常に密接に協力してきた」

 そうウェスタコットは語った。

「そしてもちろん、我々はF1とも非常に密接に協力してきた。この国に入るためのルールはシンプルで、F1で活動するためのルールもシンプルだ。F1に参加するためには、100%ワクチン接種が必要であり、誰に対しても免除を求めることはない」

「F1は、レースが行なわれる地域の国境で、常に規則を遵守する必要があることを認識している。2020年のメルボルン以来、彼らは41カ所でレースを行なっている」

「我々は彼らをこの国に迎え入れるつもりだ。彼らはルールを知っているので、我々はとても、安心している」

「彼らは100%ワクチン接種を行ない、法律を遵守することは言うまでもないと思う。つまり、ここメルボルンに来る時には、非常に安全な体制で活動することができる」

「我々の取り決めは、最近の全豪オープンの騒動よりずっと前から行なわれている。この件に関しては、連邦政府、州政府、F1、FIAとおそらく1年半にわたって密接に協力してきたんだ」

 現在、オーストラリアの東海岸を中心にオミクロン株の感染が拡大しているにも関わらず、ウェスタコットは4月10日に決勝レースが予定されているオーストラリアGPが中止される可能性は低いと付け加えた。

 また、ウェスタコットは急きょ開催が中止された2020年のオーストラリアGPのように、ファンがゲートで立ち往生する可能性はゼロだと断言した。

「あのようなことが二度と起こらないことを(ファンに)保証する」

「我々は必ず開催できると確信している。オーストラリアで起こっていることを注視しているが、最近ビッグイベントがキャンセルされたことは記憶にない」

「我々はこのイベントを開催する。しかし、異なる要件に従わなくてはいけないかもしれない。ビクトリア州政府と協力して、緩和条件を検討する。だが本当に大切なことは、人々が自信を持ってチケットを購入し、足を運んでくれることだ。2月1日は、トラックを作り始めるつもりだ」

 全豪オープンと同じように、観客収容率が50%となるなど制限が設けられる可能性はあるが、現段階ではまだそういった話はなく、AGPCとしては観客収容率100%を目指して準備を進めているとのことだ。

 
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