元F1最高責任者のエクレストン、900億の貴重F1マシンコレクションをレッドブル創設者息子に売却。一般公開も予定
F1の元支配人であるバーニー・エクレストンは、所有するF1マシンコレクションを、レッドブル創設者の息子に売却。このコレクションは今後、一般公開もされるという。
Bernie Ecclestone
写真:: Andrew Ferraro / Motorsport Images
F1の元最高責任者であるバーニー・エクレストンが、所有するF1マシンのコレクションをレッドブル創設者の息子に売却した。これらのコレクションは今後、一般公開も行なわれるという。
2017年はじめにF1のCEOを退いたエクレストンは、今や94歳。その人生で、数々の歴史的なF1マシンを、個人的なコレクションとして集めてきた。そして昨年末に、それらのコレクションの売却を進めていることが明らかになった。
ブラバムの歴史的珍車とも言える”ファンカー”BT46、スターリング・モスがドライブしたヴァンウォールVW10、アルベルト・アスカリがドライブして1951年のイタリアGPを制したフェラーリ375にマイク・ホーソーンが1958年に乗ったディーノ、ミハエル・シューマッハーのフェラーリF2002などが含まれるこのコレクションだが、売却へ進んだ裏には、高齢の自身が死去した後に妻を煩わせたくなかったという理由があったようだ。
「私は94歳になり、運が良ければまだ何年かは生きられるかもしれない。だが、誰に分かるんだ? そして、私が居なくなったら、(妻の)ファビアナに、(コレクションを)どうしたらいいかを考えさせたくなかったんだ」
「この全てのマシンを愛している。だが、5年前にはこうすべきだったのかもしれない。だが今まで手を付けることができなかった」
そしてこれらのコレクションの売却先には、レッドブルの創設者のひとりであるディートリヒ・マテシッツの息子である、マーク・マテシッツが選ばれた。なおコレクションの売却額は5億ポンド(約953億)にものぼると見られている。
エクレストンとしても、大富豪であり、これらのマシン持つ『歴史』という価値を理解してくれる人の手に渡ったことに安堵している。
「このマシン達は唯一無二のクルマだ。スポーツに歴史を刻み、技術的なマイルストーンにもなった。70年に及ぶF1の歴史を体現しているんだ」
エクレストンはそう語る。
「このコレクションが最善の人の手に渡ったということは、私にとっても非常に大きな意味がある」
「マークは私達が想像する中でも、最もベストで価値のあるオーナーだ」
そしてこの貴重なコレクションを購入したマーク・マテシッツは、今後一般公開も予定していると明らかにした。
「バーニーがこの歴史的に重要なコレクションを私に託してくれたことを、とても嬉しく思っている」
「コレクションは今後注意深く保管され、近い将来には適切な場所で一般に公開される予定だ」
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