フェラーリは”本命”か? チーム代表は警戒解かず「真に受けるのは間違い」

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フェラーリは”本命”か? チーム代表は警戒解かず「真に受けるのは間違い」
執筆:
2019/03/03 6:06

フェラーリ代表のマッティア・ビノットは、フェラーリがメルセデスの先を行っていると仮定するのは間違いだと考えている。

 フェラーリのチーム代表に就任したばかりのマッティア・ビノットは、周囲からフェラーリが他チームに対してアドバンテージを持っていると考えられていることについて、それを真に受けるのは”完全なる間違い”だと主張した。

 バルセロナのオフシーズンテスト最終日、メルセデスのルイス・ハミルトンは、空力をアップデートしたメルセデスのマシンよりも、フェラーリの方が0.5秒速いと考えていると話した。

 メルセデス陣営も、テストを通してフェラーリにアドバンテージがあるとのコメントを繰り返してきたが、ビノットはそれに同意していない。

「我々はまだ、マシンの信頼性をチェックし、理解を深めてパフォーマンスの限界を探っているところだ」

 ビノットはそう語った。

「これらは、シーズン全体に向けた準備としてとても大切だ。ハミルトンが我々の方が速いと考えていると知ってハッピーだ。私も自分たちがとても強力だと考えているものの、メルセデスもオーストラリアではとても手強いと思う」

「今、我々が彼らよりも速いと考えるのは、全く間違ったことだろう。燃料搭載量が違うかもしれない。我々とは走行プログラムが違うんだ」

「彼らが我々よりも後ろにいると予想してはいない。仮にもしそうだとしても、とても近いところにいるだろう」

 フェラーリは、最終日にセバスチャン・ベッテルが1分16秒221をマークし、トップでテストを締めくくった。しかしながら、ハミルトンも0.003秒差で2番手と僅差だった。

 メルセデスは8日間合計で1189周走破。一方、チーム別の走行距離で2位のフェラーリですら997周と、メルセデスの走行距離は頭ひとつ抜け出ている形だ。

 フェラーリは1回目のテストこそほぼノートラブルだったものの、2回目のテストでは初日にクーリングシステムにトラブルが発生。2日目には外的要因によりホイールリムがダメージを負い、クラッシュを喫してしまった。

 3日目、4日目にも赤旗の原因となるマシンストップを喫しているフェラーリ。ビノットはテストの内容に完全には満足していないようだ。

「我々は多くの仕事をすることができたので嬉しく思うが、我々が現在いる場所には満足していない」

「もっと速く走りたいし、もっと信頼性を高めたい。マシンの挙動は期待通りだったが、それが出発点だ」

「取り組むべき問題やプッシュするべきパフォーマンスが多くあることも分かっている。マシンが適切に走っている事実というのは、出発点としては良いが、それはそれなんだ」

 フェラーリはオフシーズンテストで、ロングランでも1周のアタックでも力強い走りを見せた。ビノットは、ニューマシンSF90はかなりバランスが良いと考えているが、マシンの特性についてあまり多くの結論を出すことに慎重だ。

「ドライバーは、ブレーキングやコーナーを攻めることに関して自信を持っていた。しかしここバルセロナでバランスが取れているからといって、それが全てのサーキットでそうだとは限らない」

「サーキットはそれぞれ異なる特性を持っている。確かにここではバランスが良かったし、素晴らしかった。マシンの強みがあったとしても、それは言わないでおこう」

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執筆者 Scott Mitchell
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