登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

解任は近い? 加速するビノット代表離脱のウワサ。フェラーリ会長はF1チームに「次なる一歩」を要求

イタリア有力紙はフェラーリのマッティア・ビノット代表の退任は近いと予想。進退を巡るウワサが加速している……。

Mattia Binotto, Team Principal, Ferrari, arrives at the track

Mattia Binotto, Team Principal, Ferrari, arrives at the track

Carl Bingham / Motorsport Images

 スクーデリア・フェラーリを率いるマッティア・ビノット代表については、アブダビのヤス・マリーナサーキットで行なわれた2022年シーズンのF1最終戦を前に、フェラーリが解任を検討しているというウワサが浮上。後任には、現在アルファロメオ/ザウバーのチーム代表を務めるフレデリック・バスールが指名されたと言われていた。

 F1パドックもこのウワサで持ちきりとなったが、フェラーリ側がこの憶測をすぐさま否定。ビノット本人や所属ドライバーも交代説を否定している。

 しかし、どうやらこの件は収束していないようだ。11月25日(金)にイタリアの有力紙Corriere della Seraは、ビノット解任の発表は間近だと改めて報じている。

関連ニュース:

 報道では、ビノットとフェラーリ上層部の間で退任の条件に同意するための交渉が行なわれていると示唆。ただ、フェラーリ側はこの件について”公式に”言うことは何もないとしている。

 Corriere della Seraは、ビノット側がフェラーリのジョン・エルカン会長から全幅の信頼を得られていないとして、チームに留まるべきではないという結論に達したとしている。

Mattia Binotto, Team Principal, Ferrari

Mattia Binotto, Team Principal, Ferrari

Photo by: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 2022年シーズンは、序盤こそフェラーリは新規定を機にレッドブル・レーシングと互角のパフォーマンスを発揮したものの、レースを重ねるごとに失速……レーシングに早期のダブルタイトル確定を許した。

 エルカンは、そうした原因からビノットの代表の座が危ういのではというウワサをイタリアGPで否定していたが、ポイントをみすみす逃すこととなったミスを解消する必要があると明言している。

「我々はマッティア・ビノットに大きな信頼を寄せているし、彼とエンジニア全員が成し遂げてくれたことに感謝している」

 エルカンはGazzetta dello Sportにそう語っている。

「しかし、マラネロ、ガレージ、ピットウォール、そしてドライバーの面では、間違いなく改善されなければならない」

「メカニックやエンジニア、ドライバー、そしてもちろん、チーム代表を含むマネジメントチーム全体が進歩していかなくてはならない」

「信頼性、ドライビング、戦略に関しては、まだ多くのミスを犯していることが見て取れる」

「ビノットと彼のチームを信頼することは正しい判断であり、それは報われた。彼らのおかげで競争力がつき、また勝てるようになった」

「しかし、満足はしていない。我々は常によりより良くできると思うからね」

 なおアブダビGPの際に退任のウワサを否定したビノットは、チームでの将来についてエルカンから言質は得られたと語っていた。

「この噂が出たとき、会長のジョン・エルカンと話をしたのは確かだ」

 そうビノットは言う。

「我々はこの先どうするのがベストなのか、率直に話し合った。そして我々は、声明を発表することがあらゆる噂を止める最善策だろうと判断した」

「明らかに、根も葉もない噂が飛び交っていた」

 ビノットは1995年にフェラーリへ加入。2019年初めにマウリツィオ・アリバベーネの後任としてチーム代表に就任するまでは、チーフテクニカルディレクターなど重要役職を務めてきた。

 なお、アブダビGPからの一週間以上が経ち、チーム代表を巡る状況が変化したかどうかは不明。ただ仮にビノットの解任が確定した場合は、2023年に向けて重要となるこの冬を前に発表が行なわれるはずだ。

 アルファロメオのバスールが後任候補の適任者とされるが、それが不可能だった場合の選択肢をもうひとつ挙げるとすると、フェラーリのベネデット・ヴィーニャCEOを臨時代表として立てることだろう。

 
関連ニュース:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 スプリント開催巡りFIAとF1が不仲に? ベン・スレイエム会長は真っ向否定「ドメニカリと2日に1回話している」
次の記事 F1取材の大ベテラン、フォトグラファー熱田護の写真展『0.2sec』が12月24日から東京で開催。2022年撮影の最新フォトも

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本