フェラーリ、ランキング3番手浮上も「もっと良い結果を期待していた」とビノット代表
フェラーリのマッティア・ビノット代表は、F1第6戦アゼルバイジャンGPでもっと良い結果を期待していたと語った。
Pierre Gasly, AlphaTauri AT02, Charles Leclerc, Ferrari SF21
Charles Coates / Motorsport Images
フェラーリのマッティア・ビノット代表は、F1第6戦アゼルバイジャンGPの結果について、レースでのパフォーマンス不足には驚きだったと語った。
バクー市街地サーキットで行なわれたアゼルバイジャンGP。予選ではシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得、カルロス・サインツJr.も5番手と、前戦モナコGPから好調を維持しているように見えた。
しかし日曜日の決勝レースでは、ルクレールがコース上に落ちていた木の枝を避けたことをきっかけにルイス・ハミルトン(メルセデス)に抜かれ、首位の座から落ちると、自分よりもペースが良いと思われるマシンとのバトルで”悪循環”に陥った。
終盤にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がリタイアし、ハミルトンもブレーキミスでノーポイントに終わったものの、ルクレールはチャンスを活かせず4位。表彰台獲得を逃した。
チームメイトのサインツJr.は、ピットイン直後のアウトラップでブレーキをロック。ターン8のエスケープゾーンに逃れたものの、大きくタイムロスし、一時ポイント圏外までポジションダウン。最終的に8位でレースを終えた。
ビノット代表は、アゼルバイジャンGPでのフェラーリのパフォーマンスが最高のものではなかったことを認めた上で、素晴らしかった予選の後、レースでのパフォーマンス不足は驚きだったと語った。
「難しいレースだった。予選後はもっと良い結果を期待していたと思う」
「多くの部分で完璧ではなかったので、このような結果になったのだと思う。いつものように、そこから学ぶことができるはずだ」
「レース全体を見直せば、きっと改善点が見つかるはずだ。それは我々にとって重要なことだ」
「全体的には良い週末だったと思うし、気を引き締めて前向きに頑張ろう。我々はポールポジションを獲得したのだから、それは素晴らしいことだと思う」
フェラーリにとって前向きな要素のひとつは、アゼルバイジャンGPの結果、マクラーレンを上回ってコンストラクターズランキング3番手に浮上したことだ。フェラーリは6レースで94ポイントを獲得し、マクラーレンを2ポイント上回っている。
「ついに、我々はコンストラクターズランキング3番手になった。シーズンが始まってから、初のことだ」
「たった2ポイント差だが、我々が前進していることを示している。今回はポジティブなこともあったと思うが、やはり先程言ったように学ぶべきことがある」
「この後は3連戦が控えていて、それが重要になってくる。だからこそ我々はこれからも集中力を高め、より良くなるように戦っていく」
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