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予選モード禁止でフェラーリも追いつける? ビノット代表、モンツァでの序列変化を予想

フェラーリのマッティア・ビノット代表は、次戦イタリアGPからパワーユニットの予選モードが規制されることで、序列に変化が起こる可能性があると考えている。

Sebastian Vettel, Ferrari SF1000, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W11

Charles Coates / Motorsport Images

 9月6日にモンツァ・サーキットで決勝レースが行なわれるF1イタリアGPから、パワーユニットの予選モード規制が施行される予定となっている。そして、フェラーリのマッティア・ビノット代表はこの規制によって各チームの序列に変化が起こる可能性があると考えている。

 1周の速さを追い求める予選では、ドライバーは特別なエンジン設定を用いて、大きなパワーを使用している。FIAによるエンジンモードの規制は、これがモンツァ戦以降は使用できなくなることを意味している。

 こうした規制がどんな違いをもたらすのかだが、特に予選で圧倒的な速さを示すメルセデスを引きずり下ろすことになるという見方もあれば、大きな差はないという見方もある。

 しかし、現状不振にあえぐフェラーリにとっては、これがいい方向に働く可能性もある。モンツァ・サーキットはフェラーリが大苦戦したベルギーGPと同じ高速サーキットであり、パワー不足の彼らにとって、規制は悪い話ではない。

 イタリアGPの展望をビノット代表に尋ねると、彼は「難しいだろう」と答えた。

「あそこはパワーが重要になるサーキットであり、確実に我々は(パワー面で)ベストの存在ではない」

「我々がパーティーモードと呼んでいる予選のものについて、一連の新たな技術指令が敷かれることになるが、いくつかのチームは影響を受ける可能性がある。それがどのチームで、どの程度なのかは気になるところだ。そうした面では興味深いものとなるだろう」

「モンツァはパワー感度の高いサーキットであり、最終的にはクルマの競争力のバランスを変える可能性がある。トラフィックに巻き込まれると全体的に難しくなるので、より前方のグリッドからレースをスタートさせることは重要だ」

「だから、モンツァでは技術指令が最も影響を与える可能性があると思う」

 またホンダ製パワーユニットを搭載するレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表も、予選モードの規制についてチームの相対的なパフォーマンス差へ多少なりとも影響を及ぼすだろうと考えている。

「規制は多少の影響は及ぼすだろう」と、ホーナー代表は言う。

「だが次戦やその先数週間でどうなるか様子を見てみよう。これ以上(メルセデスとの差が)悪化しないことを願っている」

 一方でルノーのエステバン・オコンは今回の規制がチームに打撃を与えることはないという考えを示した。

「この規制が何をもたらすか、それは実際にやってみるまでは何も言えない」

「モンツァを走った後に、実際どうだったかは明確になると思うよ」

「ただ僕は今回のことが自分たちにとって悪いものだとは思わない。うちは力強いレースモードがあるし、レース距離ではかなり速く走っているから、新ルールでも問題ないと思うよ」

 

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