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フェラーリ代表ビノット、”お家騒動”報道もどこ吹く風。来季以降の去就については「リラックスできている」

マッティア・ビノットは、2022年シーズン終了後にフェラーリのチーム代表の座から降ろされる可能性を示唆する報道が飛び交う中でも、その役職は安泰だと考えているようだ。

Mattia Binotto, Team Principal, Ferrari

写真:: FIA Pool

 11月15日(火)、イタリアの『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙は、現在フェラーリでチーム代表を務めるマッティア・ビノットが今季限りでフェラーリを去り、後任候補にはアルファロメオ(ザウバーF1)のフレデリック・バスール代表の名が挙がっていると報じた。

 motorsport.comのイタリア版も関係筋からの情報として同様のニュースを報じ、1月1日付けで代表の首がすげ変わると伝えている。

 これに対しフェラーリ側は声明を発表し、「全く根拠のない」噂と一蹴。ドライバーのシャルル・ルクレールは、ここ数年でチーム最速のマシンを作り上げたビノットの手腕への敬意が欠けているとの考えを示していた。

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 そうした中で当の本人であるビノットが口を開き、来季以降については「リラックスできている」と、進退については不安視していないと語った。

「この噂が出たとき、会長のジョン・エルカンと話をしていたのは確かだ」

 そうビノットは言う。

「我々はこの先どうするのがベストなのか、率直に話し合った。そして我々は、声明を発表することがあらゆる噂を止める最善策だろうと判断した」

「明らかに、根も葉もない噂が飛び交っていた」

 またビノットは、噂は「常に存在する」として、それを気にするよりもチームとこれからのレースに集中することの重要性を強調した。

「フェラーリについて(の噂は)常にある。しかしもっと重要なことは、それらに気を取られないことだ」とビノットは言う。

開幕戦バーレーンGPで1-2フィニッシュを果たしたフェラーリだったが、シーズンが進むにつれて調子を落としていった。

開幕戦バーレーンGPで1-2フィニッシュを果たしたフェラーリだったが、シーズンが進むにつれて調子を落としていった。

Photo by: Zak Mauger / Motorsport Images

 ビノットは、前任マウリツィオ・アリバベーネに代わって2019年からフェラーリのチーム代表に就任。フェラーリは過去40年で最悪のシーズンとなった2020年や中団グループで揉まれた2021年を跳ね返し、新規則が導入された今季の開幕戦バーレーンGPで1-2フィニッシュを達成した。

 今季は数年ぶりにタイトル争いを繰り広げたものの、シーズン後半に入ると失速。フェラーリは8月のオーストリアGP以降勝ち星がないという状況でシーズン最終戦を迎えている。

 2023年もチーム代表を務めると断言できるかと訊かれたビノットは次のように語った。

「もちろん、私が決めることではないが、かなりリラックスできている」とビノットは言う。

「その理由は、私が常に(フェラーリの)上司や会長と、短期的なことだけでなく中長期的なことも含めてオープンかつ率直で建設的な話し合いをしているからだ」

「それ以上に、シーズンを振り返ってみると、確かにいくらかのアップダウンがあった。今日(アブダビGP初日)はコース上で最速のマシンとして走らせることができなかった」

「しかし我々の主な目標は、2022年のマシンを理解し、競争力を取り戻すことにある」

 そしてビノットは、フェラーリには「まだ進歩しなくてはならなければいけないことが沢山ある」と認めながらも、自身の役職については心配していないという点を強調した。

「ファクトリーにいるチームは、2023年に向けて完全集中し、改善を進めている」

 ビノットはそう続ける。

「レースペースという点では良くないし、我々はどうにかしてそれをさらに改善していく必要がある。レースで強いマシンがあれば、戦略も何もかもが容易になるからね」

「だから私はリラックスしているし、それ以上とも言える。我々がやるべきことに集中し、チームと共に注力しているのだ」

 
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