フェラーリのビノット代表、終盤でさらに2戦を欠場へ。2022年マシン開発が“重要なフェーズ”に
フェラーリのマッティア・ビノット代表は、2022年マシン開発が重要な段階にあるため、2021年シーズンの残る6戦のうち、2戦を欠場する予定だと分かった
Mattia Binotto, Team Principal, Ferrari
FIA Pool
フェラーリF1のマッティア・ビノット代表は、来シーズンに向けたマシン開発が重要なフェーズにあるため、2021年シーズンの終盤6戦のうち、2レースを欠場予定だと分かった。
なおビノット代表がレースを欠場するのはこれが初めてではない。彼は2020年のトルコGPとバーレーンGPを欠場し、2021年に向けた準備を行なっていた。2021年シーズンも、大幅なレギュレーション変更の控えている2022年に向けた準備が重要となっており、各チームはリソース振り分けなどの対応に迫られてきた。
今回、ビノット代表は欠場について、2022年型のマシン開発が重要なフェーズを迎えているためだと説明している。なお欠場を予定しているのは、メキシコGPとブラジルGP。渡航に時間を擁する開催地でのグランプリだ。
また第16戦トルコGPでもビノット代表はレースを欠場してイタリアからオンラインで参加しているが、彼は「トルコGPは帰国することを考えていたレースの一つだ」と語っている。
「もちろん、開催カレンダーは当初から何度か変更を受けていたため、私のプランも多少変更を受けた。ただ、トルコGPは間違いなく欠場を考えていた場所のひとつだ」
「私はシーズンの残るレースで、少なくとも2戦をスキップするつもりだ。現時点では、それはメキシコとブラジルを計画している」
「メキシコとブラジルを選んだ理由は、皆さんが想像できるように長い旅が必要となるからだ。一方で(拠点の)マラネロにはやるべきことが明らかにたくさんあり、シャシーやパワーユニット、組織全体をマネジメントしなくてはならない」
「2022年に向けたマシンの開発に関しては、確実に時間が迫ってきていて、重要な段階にある」
「ここに居ることができて嬉しく思う。(レースウィークの)木曜、金曜にはオフィスに詰め、マラネロでの仕事により集中することができる。土曜日、日曜日は、レースウィークに完全に集中している」
「パドックでの関係は恋しく思うが、ローラン・メキース(レースディレクター)が素晴らしい仕事をしてくれている。私が不在の際の彼のチーム全体のマネジメントには非常に満足している」
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