フェルスタッペン、完勝のF1カナダGP決勝で実は鳥と衝突していた……幸いにも重大なダメージはなし
F1カナダGPの決勝レース中、マックス・フェルスタッペンがドライブしていたレッドブルRB19には、衝突した鳥の死骸がずっと絡まっていたという。
2023年のF1カナダGPを制したのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンだった。しかしフェルスタッペンは11周目にコース上で鳥と衝突。その死骸が、フィニッシュするまでマシンに絡まっていたという。
フェルスタッペンは先頭を走っていた11周目、コーナーの立ち上がりで鳥と衝突したことを、無線でチームに対して報告していた。しかしその衝突により、マシンに大きな損傷は生じなかったようで、フェルスタッペンはパフォーマンスの低下を報告することなく走行を続け70周を走破。今季6勝目を挙げた。
しかしレース後ガレージに戻ってきたマシンをチェックした際、右フロントのブレーキダクト付近に、動物の死骸が詰まっていたことが確認されたという。
チーム代表のクリスチャン・ホーナーはこの件について、次のように語った。
「彼にとって最も重大な瞬間は、鳥とぶつかってしまった時だったと思う。その鳥は、レースの半分以上右フロントのブレーキダクトの後に引っかかっていたんだ」
フェルスタッペン自身も、レースを終えてマシンを降りた後、鳥の死骸を見つけたことを明らかにした。
「僕が見つけた時、まだそれは僕のマシンに張り付いていた」
「メカニックはそれを取り外さなければいけなかったから、申し訳なく思う」
鳥とぶつかったことで大きなダメージを負うことはなかったものの、フェルスタッペンはタイヤを温めるのに終始苦労したという。
ホーナーはこれについて、次のように語った。
「タイヤに熱を入れるのに苦労していた。コーナーが6つ程度しかなく、他には長いストレートしかない。そこでエネルギーを生み出すのは難しい」
「ある時点で、全てのドライバーのラップタイムがかなりバラついていたことがわかる」
「しかしマックスは、DRSを使われない距離に引き離し、セーフティカーが入る前に安全な差を開くことができた。そしてセーフティカー後も、彼は後続を10秒引き離すことができた」
「このサーキットは非常に独特なので、この課題を乗り越えられたのは、大いに励みになる」
フェルスタッペン自身も、レースでの課題はデグラデーションを抑えることではなく、タイヤをうまく機能させることだったと語った。
「普通はタイヤをマネジメントすることが重要だよね?」
そうフェルスタッペンは語った。
「でも今日は間違いなく、プッシュすることの方が多かった。ラップタイムが上がったり下がったりしたんだ」
「どうなるか分からなかったから、限界までプッシュできないこともあったんだ。だからハードタイヤを履いた僕は、かなり苦労した。そしてミディアムタイヤを履いた時には、差を少し広げたいと思ったんだ」
「もちろん、残り10〜15周で十分なギャップがあったから、あまりリスクを負いたくはなかった。完全にプッシュするというわけではないけど、リラックスしすぎてしまうとタイヤの温度が下がってしまうので、注意が必要だったんだ」
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