テストでトラブル続出のアルファロメオ。「何よりレースを走り切れるかが心配」とボッタス
アルファロメオのバルテリ・ボッタスは、F1プレシーズンテスト中にさまざまな問題が発生したため、レース距離を走りきれるかどうかが「一番の心配事」だという。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
2度のプレシーズンテストを終え、いよいよ2022年シーズンの開幕が迫るF1。各チームは着々と準備を進めているが、その中でもトラブルに見舞われ続けたのがアルファロメオだ。
2月のバルセロナテストでは限られた周回数しか走行できなかったアルファロメオだが、3月のバーレーンテストでは最終日に150周を走破するなど、失った走行距離を取り返しつつあった。しかし、それでもテスト終了間際にマシンがストップするなど、信頼性への懸念は拭えていない。
バルテリ・ボッタスは、マシンの感触には満足していたものの、信頼性が未だ大きな懸念材料であることを認め、次のように語った。
「来週にチームと話をして、全ての問題が100%解決し、二度と起こらないようになることが分かれば、もっと自信がつくと思う」
「今回のテストではさまざまな問題があったので、今のところレースディスタンスを走り切れるかどうかというところが一番の心配事だ」
「それらについては修正を繰り返してきたし、新たな問題が出てこないことを願うばかりだ」
ボッタス曰く、アルファロメオは信頼性はともかくパフォーマンスの面では確実は進歩を遂げているという。なおバーレーンテスト最終日、ボッタスはトップから1.265秒落ちの5番手タイムを記録している。
「パフォーマンスに関して言えば、昨年から明確な一歩を踏み出したと感じているし、それは良いことだと思う」とボッタスは説明する。
「バルセロナよりもずっと良い。また、少なくともやっとマシンの感触を確かめることができた。今日(バーレーンテスト最終日)は特に午後のセッションの前半にしっかりとロングランをすることができたし、フィーリングも悪くなかった」
「燃料を積んだ状態でも軽い状態でも、かなり良い感じだった。もちろん、もっと周回数を重ねたいところだけど、準備はできている。ただ、ミスやトラブルからしっかりと学ばなければいけない」
「それが一番大事なことだ。来週のレースウィークはフリー走行を通してバランスを微調整する予定だ」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments