ボッタス、イモラでの大クラッシュは”終わったこと”「ラッセルとは話していないけど、前に進むべき」
バルテリ・ボッタスは、F1第2戦エミリア・ロマーニャGPでのジョージ・ラッセルとの大クラッシュを引きずることなく、前に進むときだと語った。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1第2戦エミリア・ロマーニャGPでジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)と接触し大クラッシュを喫したことについて、もう終わったことだと語った。
ボッタスとラッセルはレース中盤、9番手争いをしていた際にターン2へのアプローチで接触。レースが赤旗中断となる大事故となってしまった。
事故直後、両ドライバーは事故の原因についてお互いを非難した。ラッセルは当初、自分がメルセデスの育成ドライバーであり、ボッタスとメルセデスのシートを争っていることから、ボッタスは自分に対して厳しいディフェンスをしたのだと主張した。しかし最終的には自身のSNSに「その場の勢いで感情が高ぶり、我を忘れてしまった」と、謝罪文を掲載した。
ボッタスはポルトガルGPの木曜日、ラッセルとはイモラでスチュワードに召喚された時に会って以降まだ話をしていないことを明らかにした。そして彼は、この件を過去のものにして、前に進むと語った。
ラッセルと連絡をとったのかとmotorsport.comが訊くと、ボッタスは「彼の投稿と謝罪については聞いたし、読んだよ」と答えた。
「でもそうだね。正直に言うとレースの後、スチュワードに呼びされて以降、僕たちは話していないんだ。月曜の朝に電話がかかってきていたけど、僕はまだ寝ていたからね」
「話はしていないけど、それはもう終わったことなんだ。それはジョージにとっても同じだと思う。スチュワードはお咎めなしと判断したし、ジョージは謝罪したのだから、次のステップに進むべきだ」
ラッセルはポルトガルで改めて、クラッシュ後の自分の行動が”非常に誤った判断の結果”だったと認めた。さらに、メルセデスのトト・ウルフ代表としっかり話し合ったと明かした。
ボッタスも、クラッシュ後にウルフと話したことを認めたが、じっくり話し込んだというわけではないようだ。
「僕たちはその後話をしたけど、それは普通に状況を確認するためのものだった」と、ボッタスは話した。
「それとは別に物事をポジティブに捉え、ネガティブなことから学び、前に進んでいこうということで意見が一致したんだ。これがまだシーズン2戦目で、残り21戦あるのは、ポジティブな要素のひとつだと思う」
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