アウディが来るまでザウバーで走りたい……ボッタス、新たなパートナーシップに期待「ドライバーなら誰だってそう思うよ」
アルファロメオF1のバルテリ・ボッタスは、2026年にアウディがチームのパートナーとして加わるまで、同チームのドライバーとして走り続けたいと語る。
2026年シーズンから、アウディはF1にパワーユニットサプライヤーとして参戦を開始することを発表。そして先月、アウディはF1参入時のパートナーとして、ザウバーと組むことを明らかにした。
ザウバーは現在、アルファロメオとしてF1に参戦中。しかしこのパートナーシップも来年限りとなることが既に決まっている。
現在アルファロメオのドライバーとしてF1を戦うバルテリ・ボッタスは、アウディがチームのパートナーとなる2026年まで、同チームのドライバーとして走り続けたいと、その希望を語った。
2023年限りでアルファロメオとの契約が切れた後、ザウバーはザウバーとしてF1への参戦継続を予定している。しかしアウディが株式を取得し、徐々に関与を強化していくものとみられている。
昨年限りでメルセデスを離れ、今季からアルファロメオに加入したボッタスにとって、チームがアウディと組み、ふたたびワークスドライバーとしてF1に挑むことは、当然ながら魅力的なことであろう。
ボッタスはメキシコシティGPの際、アウディと共に走ることを期待している旨を語った。
「なぜそれを期待しないんだ? 僕はまだ33歳だ。だからもちろん、ザウバーに残ることを望んでいるよ」
ボッタスは、アウディと組むことが決まっている状況は、彼自身とチームにとって、大きなモチベーションになっていると語る。
「全体像を見ると、非常に大きいことだと思う。ザウバーとアウディにとって、大きな可能性を秘めているだろう」
そうボッタスは言う。
「彼らが将来成功したいと思っているのは間違いない。うまくやりたいと思っているはずだし、真剣であることを示したいとも思っているはずだ」
「だからグリッド上のどのドライバーにとっても……特に僕は既にザウバーの一員であるわけだから、そのプロジェクトに参加するのは非常に興味深いことだ。参加するのは、間違いなく可能だと思うよ」
ボッタスは、アルファロメオが競争力を身につけるためには「多くの努力」が必要だと認めた。ただアウディが2026年に正式にパートナーとなる前からサポートが注入されれば、上位チームとの差を埋める助けになるだろうと語る。
「やるべきことがまだ残っている。それは事実だ。でも、そう遠くはない。既に設備はあるんだから」
「いくつかの施設や機械は、チャンピオンチームよりも優れている可能性がある。チームの人数は、少なくとも僕が昨年まで見てきたモノよりはまだ少し少ない」
「でもアウディのようなメーカーのサポートがあれば、それは不可能なことではない」
「正式に参戦を開始する前に、アウディがこのチームをどれだけサポートするかにかかっていると思う」
「もちろん、来年は何も変わらない。僕らは来年も、アルファロメオとして戦うんだからね。そしてもちろん、来季用のクルマが今年のモノよりももっと良いクルマであることを願っている」
「でもその後、2024年以降にどんなサポートを受けられるかということが重要だと思う」
「アウディが喜んでサポートしてくれて、本当に多くのことを手助けしてくれるのなら……そして2026年のパワーユニットが良いモノであれば、できないことは何もない。現時点では予測することはできないけどね」
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