登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

悪夢は続く。アルファロメオのボッタス、F1スペインGP初日でPU1基喪失……早くもペナルティに黄色信号

アルファロメオのバルテリ・ボッタスは、F1スペインGPのFP2でPUトラブルに見舞われ、ここ数戦の悪い流れを断ち切れていない。

Valtteri Bottas, Alfa Romeo C42, parks up with a technical problem

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 アルファロメオのバルテリ・ボッタスは、F1スペインGPのフリー走行2回目でパワーユニット(PU)にトラブルが発生。ミディアムタイヤを履いてのフライングラップを1周行なっただけでコース脇にマシンを止めることとなった。

 ボッタスが使用していたのはシーズン序盤に使用していた”金曜日用”のPUだが、スペインGPまでの5戦で内燃エンジン(ICE)とMGU-Kは2基、ターボチャージャーやMGU-Hは3基目を既に投入している。これらのコンポーネントはいずれも年間3基まで使うことができる、これを超えた場合にはペナルティが科される。

 つまりFP2でのPUトラブルにより、シーズン後半には規定数以上のPUコンポーネントの投入によるグリッド降格ペナルティがボッタスに科される可能性が、限りなく高くなったことに変わりはない。

 ボッタスは、第4戦エミリア・ロマーニャGPでは金曜日の予選でエキゾーストが破損し、マシンが炎上。土曜日のFP2はマシン修復のため出走が叶わなかった。続くマイアミGPではFP1でクラッシュを喫し、FP2を欠場した。

 マイアミGPでは7位入賞でチームにポイントをもたらしたものの、チーム代表のフレデリック・バスール代表は、マシンパッケージから最大限のパフォーマンスを引き出すためには「クリーンな週末」が欠かせないと語っていた。

 加えてFP1では、ボッタスのチームメイトである周冠宇に代わってリザーブドライバーのロバート・クビサがマシンをドライブ。正ドライバーのふたりとも、ここスペインでは走行時間が削られてしまっている。

「残念なことに、これはちょっとした傾向なんだ」

 そうボッタスはmotorsport.comの取材に答えた。

「僕らはトリッキーな金曜日を過ごしたようだ。今回はエンジンの問題だったみたいだ。だから僕らにできることは、2日目を見据えて、セッションを最大化することだ」

「僕らとしては何にも新しいことじゃない。FP2の(プッシュラップを行なった)1周を見る限り、マシンの感触は良いし、まだ力強い週末を送れると思う」

Valtteri Bottas, Alfa Romeo F1 Team, waits by a barrier

Valtteri Bottas, Alfa Romeo F1 Team, waits by a barrier

Photo by: Steven Tee / Motorsport Images

 ボッタス曰く、チームはFP1では車高を高めに設定し、新しく投入したパッケージでもポーパシングが発生しないことをテスト。そしてその後、車高を下げていったという。

「FP2の1周を見る限り、(アップデートは)上手くいっているみたいだ」とボッタスは続ける。

「でもFP1では判断が難しかった。ポーパシングを避けるために、ある意味かなり守りに入ったセットアップにしていたからね」

「だからFP1ではとにかくデータを集めたいと思っていた。(FP2の)たった1周でも、言った通り問題なく感じられた。そのような1周からも何かを学ぶことができるんだ。そして少なくとも、周はロングランができた」

 バスール代表は、PUとコース上での時間を失ったことがチームにとっての二重苦だと認めている。

「(ボッタスのPUトラブルにより)ボディワークにもダメージが入ってしまったので、修理しなければならない」とバスールは言う。

「あれは1基目だった。もっと悪い状況になることともあり得たが、大惨事という訳でもない」

「でもFP1ではテストをたくさん行なう必要があり、まともに周回できていなかった。FP2では1周しかできなかったのだから、残念だ。ここはバルセロナだし、2周もすれば彼はまた調子を取り戻すだろう。その1周だけでも、彼はとても良いラップを刻んでいた」

「1台のマシンのふたりのドライバーでシェアして、一方はセッションに参加できなかったのだから、週末のスタートとしてはイージーではない。ドラマではないし、土曜日以降はクリーンな週末を望んでいる」

 
Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 F1初走行終えたデ・フリーズ、来季ウイリアムズ加入の噂も「自分の手には負えないコト」
次の記事 F1スペインFP3速報:ルクレールがトップ。フェルスタッペンとラッセルが続く……角田裕毅は15番手

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本