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バルテリ・ボッタス、F1フランスGP初日好調の理由はハミルトンとシャシーを交換したから?

メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1フランスGPを前にチームメイトであるルイス・ハミルトンとシャシーを交換した。しかし初日上位のタイムを残せたことが、このシャシー交換に関係しているかは「分からない」とボッタスは語る。

Valtteri Bottas, Mercedes W12

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1フランスGP初日のFP1を首位、FP2を2番手で終えた。しかもFP2は、ソフトタイヤを履いて最速タイムを計測したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンから僅か0.008秒差のタイムを、ミディアムタイヤを履いて記録した。

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 ボッタスはここ数戦、苦しいレースが続いている。モナコでは2番手を走りながら、ホイールが外れないというトラブルに見舞われてリタイア。アゼルバイジャンGPではまったく良いところがなく、12位完走に終わった。

 2レース連続で無得点に終わったことで、ボッタスのドライバーズランキングは6番手まで下落。現ウイリアムズのジョージ・ラッセルにシートを奪われるのではないかという憶測も広まった。

 ただフランスGPの初日は、速さを取り戻したように見えた。実は今回のボッタスは、ハミルトンとシャシーを交換している。これはボッタスがここ数戦低迷していたからではなく、チームが当初から計画していたモノだったという。

 ただボッタス曰く、初日を上位で終えることができたのは、シャシー交換による福音なのか、それともモナコやアゼルバイジャンといった公道コースから、常設サーキットのポール・リカールに移った影響なのかは分からないという。

「これがシャシーのせいなのか、それともコースコンディションのせいなのか、それを判断するのは難しい。でも、2週間前よりもはるかに良いフィーリングだったのは確かだ」

 そうボッタスは語った。

「この週末を、正しい形でスタートさせることができたと思う。全てのフィーリングがOKだというように感じている。そしてこれまでのところ、マシンを快適にドライブできているし、かなり速い」

「これまでとはコースが違うけどね。でもバランスは良く、タイヤもしっかりを機能しているし、マシンに自信を持つことができる。マシンを信頼することができるんだ。それが、最大の違いだと思う」

 チームメイトのハミルトンは、FP1で2番手、FP3で3番手と、いずれもボッタスの後塵を拝する形となった。しかしマシンのフィーリングは、モナコやアゼルバイジャンの時と「それほど変わらない」と語る。

「モナコやバクーの時とは、僕らのポジションはかなり違う。でも、今週末はかなり苦しんでいる。それはおそらく、誰にとってもそうだろう」

「それが路面のせいなのか、気温のせいなのか、それとも内圧が高いタイヤのせいなのかは分からない。これまでになく高い内圧が設定されている」

「判断するのは難しいと思う。僕らはみんな、滑ってしまっている。だから、誰もが苦労していると思うんだ」

 しかしハミルトンは、シャシーをボッタスと交換したことで、苦労するようになったとは感じていないようだ。曰く、マシンにはそれほど違和感はなく、シャシーを交換したことでパフォーマンスが変わるのは「非常に稀なこと」だというのだ。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、シャシーを交換した理由について説明。2台のマシンの走行距離を管理するため”当初からの計画の一部”であり、もしドライバーの助けになる場合には、いつでも新品を使うことができると話した。

「フィードバックを得られるのは良いことだ」

 そうウルフ代表は語った。

「もしドライバーの心を落ち着かせることに繋がるなら、新品のスペアシャシーもある。いつでも、それを使うことができる」

 ハミルトンがフランスGPで使っているシャシー……つまり前戦までボッタスが使っていたシャシーに何か違う部分は見つかったのか? そう尋ねられたウルフ代表は、次のように語った。

「これは、モナコでは素晴らしい速さを見せたシャシーだ。バルテリが、予選で前に立ったんだからね。しかし、そのことは皆さん覚えていないのだろう」

「エンジニアの話を聞いた。そして彼は、全て検査済みだと言った。だから違いはないはずだ」

「しかしドライバーが違いがあると感じたならば、違いはないという主張をし続ける価値はない。つまり変更する必要がある」

 

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