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ボッタス「シーズン序盤から苦しむも、“負け犬”に成り下がるつもりはない」

F1の2021シーズン序盤からパフォーマンスに苦しむメルセデスのバルテリ・ボッタスは、精神的な強さが試されているが、「負け犬の選択肢」を選んでF1タイトル争いを諦めることはないと語った。

Valtteri Bottas, Mercedes

写真:: Steve Etherington / Motorsport Images

 今シーズン、厳しいシーズンスタートを切ったバルテリ・ボッタス(メルセデス)は、精神面の強さが試されているが、「負け犬」に自ら成り下がるつもりはないと語った。

 昨年チームメイトのルイス・ハミルトンが、ミハエル・シューマッハーと並ぶ7度目のF1世界チャンピオンを獲得した。彼に挑戦すべくボッタスは、2021シーズン開幕前のオフシーズンにマインドセットに重点を置いた“極限の”トレーニングを行なってきた。

 しかし、ボッタスは開幕から5戦で2度のリタイアに見舞われるなど、厳しい状態が続いている。直近の第5戦モナコGPでは決勝レースを2位で周回していたが、ピットストップ時にホイールガンがナットをなめ、ホイールを外すことができずにリタイアに追い込まれた。

 これらのリタイアはボッタスのドライバーズランキングにも大きく影響し、トップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)から58ポイント、ハミルトンからは54ポイントも水をあけられている。そればかりかランド・ノリス(マクラーレン)にも先行され、ボッタスはモナコGP終了時で4番手に留まっている。

 モナコGPではボッタスのリタイアに加え、ハミルトンが7位に終わるなど、メルセデスにとっては散々な週末になったことより、コンストラクターズ選手権の首位をレッドブルに明け渡すことになった。

 モナコでの苦戦を受け、メルセデスは第6戦アゼルバイジャンGPに向けて改善点を徹底的に洗い出したことで、バクー市街地コースでのグランプリへの新たな希望を見出したと言うが、グランプリ初日からメルセデス勢は下位に沈んだ。特にボッタスは苦戦し、予選ではハミルトンがフロントロウを確保した一方で10番手に終わった。

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 第6戦アゼルバイジャンGPに先立ち、ボッタスは今シーズン序盤から精神的な強さが試されていることを認めながらも、フェルスタッペンとハミルトンによるF1タイトル争いに加わることを諦めていないと明らかにした。

 厳しいシーズンのスタートを精神的にどう対応していくかとmotorspor.comに尋ねられると、「僕の場合、シーズン序盤で間違いなく精神的な強さが試されている」とボッタスは答えた。

「ここ数レースで2度リタイアしていて、決して楽な出だしではなかった。挫折があったと言えるね。重要なのは、そこからどう立ち直り、どう前に進むかだ」

「負け犬が取る選択肢は“諦めること”だが、それは僕がするようなことではない」

「僕はまだとても強い精神力を保てているし、シーズンはこの先もとても長く、たくさんの良いバトルが待っている。できれば沢山勝ちたいとも思っている」

「自分自身を100%信じているし、チームとして僕らにはまだ良い結果を残せる時間がある」

 またボッタスは、モナコGP後のメルセデスの強いチームスピリットを称賛し、レッドブルからの挑戦がチームのモチベーションをさらに高めていると語った。

「僕らは共に戦い続ける。そこに疑いはない」とボッタスは言う。

「僕らは素晴らしいチームスピリットを持ち合わせているし、チーム一丸となることがどれだけ重要かを理解している。僕らはもちろんレッドブルと激しく争っているし、いくつかのコースではフェラーリとも戦うことになる」

「こうしたことが僕らのモチベーションを更に高めてくれる。今年は競争が激しく、みんながやる気に満ち溢れているのは間違いない」

「僕らは良い精神を持っているし、追い求めている結果を得たいと思っている。特に、僕がそうだと言える」

順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 France ピエール ガスリー 16 1'42.251     211.350
2 Mexico セルジオ ペレス 19 1'42.595 0.344 0.344 210.641
3 United Kingdom ルイス ハミルトン 16 1'42.697 0.446 0.102 210.432
4 Monaco シャルル ルクレール 16 1'42.778 0.527 0.081 210.266
5 Spain カルロス サインツ Jr. 17 1'43.006 0.755 0.228 209.801
6 United Kingdom ランド ノリス 15 1'43.011 0.760 0.005 209.791
7 Spain フェルナンド アロンソ 15 1'43.080 0.829 0.069 209.650
8 Japan 角田 裕毅 19 1'43.244 0.993 0.164 209.317
9 France エステバン オコン 15 1'43.294 1.043 0.050 209.216
10 Australia ダニエル リカルド 17 1'43.557 1.306 0.263 208.685
 

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