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ミック・シューマッハーのF1デビューに「“父の悲劇”を思い出す」とロス・ブラウン

F1マネージングディレクターのロス・ブラウンは、ミック・シューマッハーのF1デビューには、父ミハエルに降り掛かった悲劇を思い出させられると話した。

Mick Schumacher, Haas VF-20

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 ミハエル・シューマッハーの息子であるミック・シューマッハーが、2021年にハースからF1デビューを果たすことが決まった。ミハエル・シューマッハーと言えば、今年ルイス・ハミルトンに並ばれるまで、史上最多7回のF1ドライバーズタイトルを単独で保持していた伝説的なドライバー。また優勝回数など、他にも様々な最多記録を有していた。

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 F1のモータースポーツ面のマネージングディレクターを務めているロス・ブラウンは、ミハエル・シューマッハーがベネトン、フェラーリで最強のドライバーとして君臨していた際に、共に働いていた人物。また一度引退したミハエル・シューマッハーがメルセデスから復帰した際には、チーム代表を務めていた。

 そんな関係性もあり、ブラウンは長くミック・シューマッハーの成長を見守ってきたという。そして欧州F3(2018年)とFIA F2(2020年)でチャンピオンに輝き、来季F1デビューを果たすことになり、喜びを感じているという。

 ただその一方で、“シューマッハー”の名がF1に戻ってくることで、ミハエルが今も2013年のはじめに遭遇したスキー事故で負った怪我からの療養中であることを思い出してしまうとも語った。

「ミックが(F1に)入ってくると、明らかにエキサイティングなことになるだろう。私もそこにはかなり熱意と情熱を感じている。それは良いことだ」

 ブラウンはそう語る。

「そして、このことは我々にミハエルの事故の悲劇を思い出させる。ミハエルがここに共にいることができていたなら、どれほど素晴らしかっただろう」

「我々の誰も、ミハエルが(今の状況を)どのくらい理解できるか分かっていない。だがもし彼が(ミックをサポートするためグランプリに)参加していたら……いつか彼がそうなることを祈っているが、それはとても、とても特別なことだったろう」

 またブラウンはシューマッハーという名字を背負うことは、新人ドライバーにとっては非常に大きな重責になっていると語る。

「ミックはその有名な名前を背負うという状況で、素晴らしい仕事をしている」

「シューマッハーという名前は扉を開くが、同時に大きなプレッシャーももたらす。彼の家族は全員素晴らしく、素敵な人々で、私はミックが成功できることを本当に祈っているんだ」

 ミック・シューマッハーに初めて会った時のことを訊かれると、ブラウンはドイツ・ケルペンのシューマッハー・カートセンターでのことを語った。

「彼はカートでレースをしていて、見えるのはヘルメットだけだった。つまり、ヘルメットが彼と同じくらい大きく見えたんだ」

「彼はおそらく3、4歳だったはずだ。なぜならカートの上にヘルメットが座っているカートゥーンのキャラクターのようだったからね」

「それが父親のカートセンターでのことで、16〜17年前のことだった」

 

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