F1

2023年はフェルスタッペン独走だったけど……マクラーレンCEO「インディカーレベルに競争力が収束する日は遠くない」

マクラーレンのザク・ブラウンCEOは、F1のパフォーマンス収束がインディカーのレベルに近づいていると考えている。

Filip Cleeren

Filip Cleeren

公開日時: 2023/12/26 23:04

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Zak Brown, CEO, McLaren Racing, in the team principals Press Conference

 インディカーとF1に参戦しているマクラーレンのザク・ブラウンCEOは、F1のパフォーマンス格差が、インディカーのレベルに近づいてきていると考えているようだ。

 F1は各チームが空力も含めて様々なエリアを開発しており、パワーユニット(PU)マニュファクチャラーが4社いるのに対し、インディカーはエンジンメーカーが2社、ダンパー開発以外はほぼ共通と大きく状況が異なっている。

 その分、インディカーは接戦とアクション満載のレースで知られており、予選がほんの僅かな差で決着することも多い。例えば2023年の開幕戦セントピーターズバーグでは、予選セグメント1でトップに立ったマシンと敗退したマシンの差は0.3秒ほどだった。

 2023年のF1も予選はタイトな争いとなったが、これは予算制限と各チームが似たような空力デザインに収斂していったからだ。

 一方で、インディカーが1シーズンで4チーム7人が優勝を記録したのに対し、2023年のF1はレッドブルのふたりとカルロス・サインツJr.(フェラーリ)しか優勝を経験していない。

 両シリーズに参戦しているマクラーレンのブラウンCEOは、現行のF1レギュレーションが2025年まで続くため、F1がインディカーレベルの収束に達するのはそう遠い先の話ではないと語った。

「F1のタイムシートを見れば、(ランキング)9番手や10番手のチームでもQ3進出を狙えるんだ」

「チャンピオンシップに関しては、(上位は)おそらく同じ顔ぶれになるだろう。でも、F1の競争はより激しくなっていると思う」

「インディカーは一度に何人ものドライバーが優勝を狙い、誰かがチャンピオンシップで独走することはほぼない。F1もそうなりつつある」

「もしマックス(フェルスタッペン/レッドブル)がバナナの皮で滑ってしまったら、表彰台に何人上がったか、2位に何人が入ったかによって、チャンピオンシップはかなり違ったものになっただろう」

「私はもっと僅差になると予想しているし、それはスポーツにとって素晴らしいことだ。今年のような支配的な状況ではなくなり、ひとつのレースで7、8人が優勝を狙えるようになるだろう」

「それはこのスポーツにとって素晴らしいことだし、我々はそこに向かっているんだと思う」

Felix Rosenqvist, Arrow McLaren Chevrolet

Photo by: Jake Galstad / Motorsport Images

Felix Rosenqvist, Arrow McLaren Chevrolet

 レッドブルのアドバンテージが払拭されるにはどれくらいの時間がかかるのかと尋ねられたブラウンは、ライバルたちよりも早く2024年型マシンのプロジェクトに移行できたこともあって、レッドブルがどれだけのパフォーマンスを持っているかはまだわからないと答えた。

「マックスとレッドブルが今やっているようなことを続けなければ、我々もそこ(優勝を狙える位置)にいると言える」

「誰もが週末のどこかでマックスに追いついているし、遠く離されているわけではないと思う」

「だがレッドブルがいつ(開発を)止めたのかはわからない。彼らが本気で走り続けていたのかどうかは、来年になってみないと分からない。私は他のライバルほどレッドブルが本気で走っていたとは思っていない。彼らがそうする必要がなかったんだ」

「でも、フェラーリはすごく強そうに見えたし、メルセデスも土曜日は好調だった。アストンマーティンも強力なスタートを切ったし、我々も自分たちの流れを作れた。だから、収束までそう遠くないと思う」

Additional Reporting: Alex Kalinauckas

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 チームのアイデアが光る近年のF1マシン10選。レギュレーションが厳しくなっても、個性的なマシンは生まれる

次の記事 【ギャラリー】全部でなんと23種類! みんなのお気に入りはどれ? F1 2023年シーズン、特別マシンカラーリングまとめ

More from

Filip Cleeren



マクラーレン代表、前代未聞の”ソフトウェアバグ”に理解示す「再発は防ぎたいが、不具合は受け入れるべき」

F1

F1

バーレーンGP

7 時間前

マクラーレン代表、前代未聞の”ソフトウェアバグ”に理解示す「再発は防ぎたいが、不具合は受け入れるべき」



「本当にひどい話。受け入れられない」ソフトウェアのバグで複数台が立ち往生……セパンで起きた珍事にF1ドライバーの不満爆発

F1

F1

バーレーンGP

1 日前

「本当にひどい話。受け入れられない」ソフトウェアのバグで複数台が立ち往生……セパンで起きた珍事にF1ドライバーの不満爆発



コラピントのチームメイト撃墜事件に終止符。ブリアトーレ「腹は立ったが……もう終わったことだ」

F1

F1

バーレーンGP

3 日前

コラピントのチームメイト撃墜事件に終止符。ブリアトーレ「腹は立ったが……もう終わったことだ」

最新ニュース



アストンマーティン・ホンダ、シンガポールで連続入賞なるか? 折原GM「ドライバーが自信を持って攻められるようにすることが重要」

F1

F1 F1 32 分前

アストンマーティン・ホンダ、シンガポールで連続入賞なるか? 折原GM「ドライバーが自信を持って攻められるようにすることが重要」



アレイシ・エスパルガロ、インドネシアGP参戦へ。体調不良で欠場のジョアン・ミル代役

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

54 分前

アレイシ・エスパルガロ、インドネシアGP参戦へ。体調不良で欠場のジョアン・ミル代役



冷却ベスト開発にリソースを割きたくないF1チーム……その現状にラッセルが問題提起。一方不要派フェルスタッペンは一蹴「騒ぎすぎ。サウナ行こ!」

F1

F1 F1

バーレーンGP

1 時間前

冷却ベスト開発にリソースを割きたくないF1チーム……その現状にラッセルが問題提起。一方不要派フェルスタッペンは一蹴「騒ぎすぎ。サウナ行こ!」



ヤマハ母国戦で燃費大苦戦!「アクセルは70%。もっと速く走れた」とクアルタラロ明かす

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

3 時間前

ヤマハ母国戦で燃費大苦戦!「アクセルは70%。もっと速く走れた」とクアルタラロ明かす

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録