レッドブルがフェルスタッペンの攻撃性を“助長”している? マクラーレン、ライバル陣営を批判「ドライバーを導く必要があるのに」
マクラーレンのザク・ブラウン代表は、レッドブル代表がマックス・フェルスタッペンのアグレッシブさを“助長”していると批判した。
British GP
F1オーストリアGP決勝でのランド・ノリス(マクラーレン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の接触を受けて、マクラーレンのザク・ブラウンCEOがレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表を批判した。
ブラウンCEOは、レッドブルがF1レギュレーションを尊重していないと考え、フェルスタッペンを擁護するチームの行動にも違和感と覚えると主張。フェルスタッペンのアグレッシブなドライビングを“助長”しているとまで言った。そしてブラウンCEOは、FIAが今後同様のアクシデントに上手く対応できるよう改善すべき点があると主張した。
オーストリアGPから1週間後のイギリスGPで、ブラウンCEOは次のように語った。
「レッドブルのような偉大なチームなのに、リーダーがそれを助長しているようなモノだ。無線で何を言っていたか分かるからね」
「ピットウォール側では、レースで何が起きているのか、何をすべきなのかをドライバーに伝える責任がある。レギュレーションを尊重する必要があると思う」
「ファイナンシャルレギュレーションやスポーティングレギュレーション、そしてコース上のことや彼の“父親”との問題のこと、そういったことに関してリスペクトが欠けている。それがレースに必要なことだとは思わない」
「何が正しいのか、そして何が間違っているのか……そういうことについてドライバーたちを導いていく必要がある。もっと早く対処していれば、あのインシデントは起きなかったかもしれないとも思う」
Max Verstappen, Red Bull Racing RB20
Photo by: Andy Hone / Motorsport Images
「あれは、ピットウォールとスチュワードがレギュレーションにある『やっていいこと』と『やってはいけないこと』をもっと把握していれば、避けられたはずのレーシングインシデントだった」
レッドブルがレギュレーションを尊重しなかったということについて、ホーナー代表と直接的に話すつもりかと尋ねられたブラウンCEOは次のように答えた。
「それはFIAの役割だ。クリスチャンと話すことに興味はない」
常設レーススチュワードが必要?
ノリスとフェルスタッペンはオーストリアGPでの出来事から、当事者間で前へ進むことで合意したが、ブラウンCEOはインシデントへの対処方法には改善すべき点があると考えている。
特にブラウンCEOは、レーススチュワードの裁定に一貫性を持たせる必要があるとして、プロを常設することでしか解決できないと語った。
「週末を振り返ってみると、レギュレーションをより一貫性をもって履行するためには、スチュワードにもっと投資する必要がある。それはFIAも同意していることだと思う」とブラウンCEOは言う。
「パートタイムのスチュワードは非常に難しい仕事だ。かなり複雑だから、F1レベルの仕事をパートタイムでやるのは難しいと思う」
「マックスとランドは、期待されるようにただ争っていただけだ。誰かがマックスに『それはレギュレーション違反だ』と言うまで、彼は何も分からないだろうね」
「だから、スチュワードが注意する機会を逃してしまったと思う」
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