新人のスピードにワクワク。マクラーレンCEO、F1ルーキー・ピアストリは「先輩ノリスと同じペースを発揮するはず」
マクラーレンのザク・ブラウンCEOは、開幕3戦で才能の片鱗を見せ始めているF1ルーキーのオスカー・ピアストリが、経験豊富なランド・ノリスと「同じペースを発揮する」と考えている。
写真:: Lionel Ng / Motorsport Images
今季、マクラーレンからF1デビュー果たしたオスカー・ピアストリに関して、チームのザク・ブラウンCEOはチームメイトで先輩ドライバーのランド・ノリスと「同じペースを発揮するはずだ」と考えている。
FIA F3、FIA F2のタイトルを参戦初年度で獲得し、ノリスを相手に2年間苦戦したダニエル・リカルドの後任としてマクラーレンに加入したピアストリ。母国戦となる第3戦オーストラリアGPの予選では、Q1では角田裕毅(アルファタウリ)に0.046秒及ばず16番手となった。
一方でノリスはQ2進出を果たし13番手を獲得。ピアストリはグリッドで差をつけられることとなった。
しかしブラウンは、開幕3戦での戦いぶりから、ノリスと同等のスピードを発揮するようになると考えている。
「我々が望むのは、お互いをプッシュし合うふたりのドライバーだ。初期の兆候としては、オスカーがランドと同じペースになり、ふたりがお互いに激しくプッシュするだろう」
「それがふたりのドライバーに望むことだ。上位に食い込むためのマシンを提供できるかどうかは、チームの腕にかかっている」
「勝てるチームになるためには、ふたりのグランプリ級ドライバーを持つことが非常に重要で、我々はそれを手に入れたと確信している」
Oscar Piastri, McLaren MCL60
Photo by: Simon Galloway / Motorsport Images
またピアストリはF1での経験が浅いものの、その集中力の高さでブラウンに感銘を与えたという。
メルボルン出身のピアストリは地元で行なわれるレースで大きな注目を集めているが、自分のやるべきことから目を逸らすことはなかった。
「彼はとても成熟した21歳で、とても集中している」とブラウンは言う。
「彼の視点からでも、彼はホームグランプリだとは意識していないだろうね。サーキットの周りには”オスカー・マニア”がいるのは見たら分かるけど、彼はとても集中していて、冷静だ」
「サウジやバーレーンとここでの彼の差は本当に感じられないし、それが彼を本当に良いグランプリドライバーにするのだと思う」
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