F1インドGPの元開催地、ブッダ国際サーキットが新型コロナ対策のシェルターに
インドで感染が増加しているコロナウイルスに対抗するため、ブッダ国際サーキットが一時的な検疫シェルターとして使用されている。
写真:: Steve Etherington / Motorsport Images
2011年から2013年までF1インドGPを開催したブッダ国際サーキットが、インド国内で感染が拡大している新型コロナウイルスの検疫シェルターとして使用されている。
13億6600万人を超える人口を抱えるインドでは最近、新型コロナウイルスの感染報告が増加しており、3月30日の時点で累計感染者数が1251人となっている。
政府は、3月25日に3週間の国内封鎖を発表。首都デリーにいる労働者が故郷に帰ることなどで、地方に感染が拡がることを警戒している。
ブッダ国際サーキットを含むジェイピー・スポーツシティは、4月14日に国内封鎖が終了するまで、労働者のための一時的なシェルターとして機能している。
地元メディアの報道によると、サーキットを含む施設の中核部分は封鎖されているが、地元自治体はさらに5000人の収容ができると自信を持っているという。
2014年にF1カレンダーからインドGPが消えて以来、ブッダ国際サーキットで開催されるレースも限られており、サーキットを所有するジェイピー・グループは長年に渡って財政難に陥っている。今回の検疫施設化は、8000万ドル(約86億円)にも及ぶ土地使用料未払いにより、1ヵ月半前に当局がトラックを封鎖したばかりの出来事だった。
インド当局は、サーキット以外にもジャワハルラール・ネルー・スタジアムや鉄道車両を一時的なシェルターとして活用している。
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