F1
「マックスの方が相手にしたくない」バトン、ハミルトンのフェルスタッペンに対する“楽なチーム内争い”発言に持論展開
ルイス・ハミルトンが巻き起こした、自身ほどマックス・フェルスタッペンは強力なチームメイトがいなかったという発言に、ジェンソン・バトンが持論を語った。

Adam Cooper
編集: 2023/09/11 3:27
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

先日、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は今年のF1で猛威を振るうマックス・フェルスタッペン(レッドブル)について、これまでのF1キャリアにおいて自身ほど強力なチームメイトの脅威に晒されることはなかったと発言した。
これに対して2009年のF1王者であり、2010年から2012年にかけてはマクラーレンでハミルトンとコンビを組んだジェンソン・バトンが持論を展開。フェルスタッペンと対峙するほうが「もっと怖い」と語っている。
そして与えられたマシンにドライビングスタイルを適応させるフェルスタッペンの能力を称賛し、全てのドライバーが同じように対応できる訳ではないとバトンは示唆した。
「ルイスはとてもタフなチームメイトを相手にしてきたと思うし、世界王者ともコンビを組んできた」
グッドウッド・リバイバルでバトンはSky Sportsに対してそう語った。
「でも僕としては、同じマシンでマックスと対峙する方が怖いよ。彼のスタイルに合ったマシン、もしくはエイドリアン・ニューウェイが彼に与えたマシンに乗ることになるんだからね」
「エイドリアンは彼にマシンを与えて、『これが世界一速いマシンだ。フロントのダウンフォースを弱くすれば遅くなるが、ドライブは楽になる』と言うんだ」
「そしてマックスはこう答える。『OK、君が作った通りに走らせないとね。できるだけ速く走る必要がある』とね。彼はそうするのが得意なんだと思う。そして、多くのドライバーはマシンに対応するのに苦労していると思う」
Podium: race winner Jenson Button, McLaren, second place Lewis Hamilton, McLaren
Photo by: Steve Etherington / Motorsport Images
ハミルトンが巻き起こした議論について、バトンはこう付け加えた。
「難しい問題だね。ルイスにはもっとタフなチームメイトがいたと思うけど、僕はマックスを相手にしたくない」
「彼らはみんな信じられないようなドライバーで世界最高だ。これまでF1で見てきた中でも最高のドライバー達だ。マックスとルイス、フェルナンド(アロンソ/アストンマーチン)による上位争いがもっとあったら良いのにね。僕にとっては、この3人が傑出している」
「でも、それはF1のやり方じゃない。これはテクノロジーの競争だし、公平に言って、レッドブルの方がもっと良い仕事をしているということだ」
Lando Norris, McLaren, Max Verstappen, Red Bull Racing
Photo by: Erik Junius
またバトンは、フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル加入が噂されるランド・ノリス(マクラーレン)にアドバイスをするなら? と訊かれ次のように答えた。
「問題は、世界王者になるためにはベストでいなければいけないということだ」
「(2009年末に)僕がブラウンGPを去った時も、それが全てだった」
「僕は『マクラーレンに行く必要がある。最高と言われるルイス・ハミルトンに対峙する必要がある』と考えていた。それが彼(ノリス)のやりたいことだと思う」
「彼が賢ければ、彼のスタイルに合ったマシンに決めると思う。多くのドライバーで見てきたことだと思うけど、マックスを除いて、多くのドライバーはレッドブルに合わないんだ」
「だから、これは彼にとって簡単な決断ではない。彼は今、勝てるマシンに乗っていない。来年もおそらくそれは変わらないだろう。どうなるかは分からないけどね」
「彼は2025年に向けて、他の場所を探す必要がある。もしくはマクラーレンを信用するかだ。彼らはレースに勝ち、世界王者にもなってきた。復活できるはずだ」
「だから彼が将来を見据えた時、チームとして彼らが良い状態にあると感じ、それが彼に自信を与えてくれるならば、そこに残ればいい。そうでないならフェルスタッペンのチームで彼と戦えばいい。でも、それは難しいことだよ」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 なかなか決まらないF1の次期タイヤサプライヤー……ピレリか? ブリヂストンか? そこには複雑かつ様々な理由が
次の記事 レッドブル、F1史上初の”シーズン全勝”が現実味を帯びつつある……ヘルムート・マルコ博士「もちろん、今ではそれが目標になりつつある」

More from
Adam Cooper

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」
F1
F1
日本GP
2024/04/15
アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」
F1
F1
日本GP
2024/04/12
鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン
F1
F1 2024/04/11
F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

More from
ジェンソン バトン

ジェンソン・バトン、盟友フェルナンド・アロンソの今の能力に太鼓判「アストンマーティン・ホンダで勝つ、彼の姿を見たい」
F1
F1
イタリアGP
1 ヵ月前
ジェンソン・バトン、盟友フェルナンド・アロンソの今の能力に太鼓判「アストンマーティン・ホンダで勝つ、彼の姿を見たい」

ロス・ブラウンはまさに救世主だった……ジェンソン・バトンが語るホンダF1苦悩の2年間「彼が来て、雰囲気が変わったのを感じた」
F1
F1
カナダGP
5 ヵ月前
ロス・ブラウンはまさに救世主だった……ジェンソン・バトンが語るホンダF1苦悩の2年間「彼が来て、雰囲気が変わったのを感じた」

今年のF1タイトル争い、ラッセル本命視に09年王者バトン同意「だがメンタルの戦いになる」と警告も
F1
F1
オーストラリアGP
7 ヵ月前
今年のF1タイトル争い、ラッセル本命視に09年王者バトン同意「だがメンタルの戦いになる」と警告も

More from
メルセデス

メルセデス、シンガポールで新旧パッケージを使い分けた理由は? チーム首脳が解説「学びを加速させるため……協力してくれたラッセルに感謝」
F1
F1
シンガポールGP
1 日前
メルセデス、シンガポールで新旧パッケージを使い分けた理由は? チーム首脳が解説「学びを加速させるため……協力してくれたラッセルに感謝」

元レッドブル代表のホーナー、メルセデス代表とのライバル関係は「芝居がかったように描かれた」
F1
F1 2 日前
元レッドブル代表のホーナー、メルセデス代表とのライバル関係は「芝居がかったように描かれた」

アントネッリの”悪癖”にウルフ代表もハラハラ「白線が見えていないみたいだから、お尻の下に枕でも挟もうか」
F1
F1
シンガポールGP
5 日前
アントネッリの”悪癖”にウルフ代表もハラハラ「白線が見えていないみたいだから、お尻の下に枕でも挟もうか」
最新ニュース

マルク・マルケスは「うまい立ち回りが必要」タイトル争い接戦に弟アレックスが今後を予想
MotoGP
MGP MotoGP
インドネシアGP
51 分前
マルク・マルケスは「うまい立ち回りが必要」タイトル争い接戦に弟アレックスが今後を予想

懐かしい時代のF1知るアロンソ、V8エンジンの復活には懐疑的?「あの頃は楽しかったけど、現代に合っているかというと……」
F1
F1 F1
シンガポールGP
1 時間前
懐かしい時代のF1知るアロンソ、V8エンジンの復活には懐疑的?「あの頃は楽しかったけど、現代に合っているかというと……」

F2で苦戦中のハータ、来季のレース計画は不透明も「インディ500やIMSAの耐久レースにはできるだけ出たい」
FIA F2
F2 FIA F2 4 時間前
F2で苦戦中のハータ、来季のレース計画は不透明も「インディ500やIMSAの耐久レースにはできるだけ出たい」

トヨタ、バルセロナ6時間を完勝1-2フィニッシュ。製造者王者獲得を決める。8号車平川亮がトップチェッカー|WEC第7戦
WEC
WEC WEC
Barcelona
11 時間前
トヨタ、バルセロナ6時間を完勝1-2フィニッシュ。製造者王者獲得を決める。8号車平川亮がトップチェッカー|WEC第7戦
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録