BWT、アストンマーチンF1のスポンサー継続を発表。“ピンク”は消えても支援は消さず?
これまでレーシングポイントのスポンサーを務めてきたBWTは、2021年シーズンからアストンマーチンF1と名を変える同チームを継続して支援することを発表した。

2017年にフォース・インディアのタイトルスポンサーに就任し、チームがレーシングポイントと名を変えた後も支援を継続してきたオーストリアの水処理会社であるBWT。彼らは再び名称を“アストンマーチン”へと変えるチームの支援を継続することを明かした。
2021年、これまでレーシングポイントと名乗ってきたF1チームは、アストンマーチンと名を変える。それに伴いマシンのカラーリングはブリティッシュグリーンに変わることになり、同時にBWTとのタイトルスポンサー契約も満了となっていた。
BWTはF1での取り組みを継続させるためにベストな方法を模索。そしてウイリアムズやハースともスポンサー契約の交渉が検討されていたと考えられ、印象的な“ピンク”のマシンが今季もグリッドに出現すると思われていた。
しかし2月24日、BWTは2021年のF1においてアストンマーチンへのスポンサードを継続させることを発表。前述のハースやウイリアムズなどと交渉中という憶測を打ち消した。
アストンマーチンはマシンカラーリングがこれまでのピンク主体のモノではなくなるものの、BWTのロゴがマシンに掲げられると認めている。
「3月3日に発表される新チームのマシンは、全く異なる新しいカラーをベースとしたものになるだろう。しかし今日は新しいニュースとしてBWTブランドのロゴがアストンマーチンの新マシンの特徴であり続けるだろうことをお知らせする」
またBWTのアンドレアス・ワイベンバッハーCEOは次のように述べた。
「この素晴らしいチームのサポートを続け、アストンマーチンがF1へ復帰し新たな1ページを始めることを支えていけることを誇りに思う」
「チームが2020年シーズンに活躍したのを見ると、我々のこの先数年間は大きな可能性に満ちていると信じられるし、我々はこのチームがグリッドの前方に向かう旅を支援し続けたいと思っている」
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この記事について
シリーズ | F1 |
チーム | アストンマーチン・レーシング |
執筆者 | Jonathan Noble |