キャデラック、F1参戦最初のマシンは公式テスト前のシェイクダウン目指す「時間が最大の敵だが、全ては予定通り」
キャデラックは初のF1マシンを、プレシーズンテスト開幕前にシェイクダウンすることを目指している。
Simon Pagenaud, Cadillac F1 Team
写真:: Antoan Phu / Cadillac F1 Team
キャデラックは、1月26日から30日にかけてバルセロナで行なわれる最初のプレシーズンテスト前に、初のF1マシンを走行させる予定だ。
キャデラックのチーム代表グレアム・ロードンはサンパウロGPの金曜日、「50日以内に」フェラーリ製パワーユニット(PU)搭載のマシンの初始動を行なうと述べた。つまりクリスマス前だ。
マシンの初走行テスト(おそらく「プロモーションイベント」規定に基づくシェイクダウン)は1月に予定されている。キャデラックは新マシンで最大200kmを走行する見込みだ。
「全ては予定通り進んでいる」とロードンは語った。
「実際、50日以内に初始動を行ない、来年1月に初走行を実施する。その後、1月末にバルセロナでテストを行なう予定だ」
ロードン代表は、米国と英国の拠点で準備が着々と進む中、全ての期限を守ることは容易ではないと認めた。
「このようなプロジェクトでは時間が最大の敵だ。2026年3月第1週にメルボルンでレースを行なうことは確定しており、この期限は延長できない」
「やるべきことは山積みだ。我々の参戦が確定したのは2025年3月だから、余裕は極めて少ない。この期間に車両を製造するだけでなく、設計し、人員を雇用し、ファクトリーを建設する。全てをこなさねばならない。まさに挑戦だ」
アンドレッティとして始まったF1プロジェクトは、FIAとF1双方の承認を得るまでに数年を要した。紆余曲折の末、キャデラックとしてレギュレーションが大きく変わる年にF1に新規参戦することになったが、ロードン代表はレギュレーション変更について「メリットもデメリットもある」と語る。
「ひとつは、規則が安定している時は目標が明確だということだ。例えば現在、マクラーレンが競争力を持っているのは分かっている。フェラーリもそうだ」
「しかし2026年については、誰が速いか誰も知らない。明確な基準点がないのは欠点だが、これがスポーツであり、ファンを引きつける要素でもある」
「我々にとっての利点は、この大規模な規則変更により、我々のチームを含む全てのチームが新たな挑戦に直面することだ。どのチームがどこに位置するかは誰にもわからない。どのチーム代表に聞いても、彼らもわからないだろう。そこがワクワクする部分だ。自分たち自身の位置さえわからないのだから」
「我々の課題は他よりも大きい。より短い時間でより多くのことを成し遂げねばならないからだ。スタッフのF1経験の合計は数千年に及ぶが、チームとして共に働いた期間は1年にも満たない」
「最初の課題は、チームを円滑に機能させることだ。その後、スタート地点がどこであれ、重要なのはいかに迅速に改善できるかである。そこに焦点を当てるつもりだ」
「つまり全体として、ルール変更期に参戦することは利点だと考えている」
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