メルセデス、優位なはずのカナダでの失速に動揺「目を覚まさなければ」

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メルセデス、優位なはずのカナダでの失速に動揺「目を覚まさなければ」
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2018/06/10 22:35

メルセデスのウルフ代表は、有利なはずのカナダで結果を残せなかったことについて「目を覚ますべき」だと語った。

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
Valtteri Bottas, Mercedes AMG F1 W09
Valtteri Bottas, Mercedes AMG F1 W09

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、チームにとって優位なはずのカナダGPで苦戦したことについて、自分たちは”目を覚まさなければならない”と話した。

 パワーが重要なカナダGPはメルセデスが有利だと考えられていたが、バルテリ・ボッタスの2位が精一杯。ルイス・ハミルトンは5位に終わった。ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が完璧な勝利でドライバーズランキング首位に返り咲いたこともあり、ウルフはこの結果に動揺していたようにも見えた。

 ウルフはオーストリアの公共放送局『ORF』に対し、ボッタスの2位獲得が最小限のダメージであるという考え方を一蹴し、この結果から逃げてもポジティブなことはないと話した。

「全くもってポジティブなことはない。我々にとっては災難な結果だ」

「そう言わなければならない。ここは我々が競争力を発揮できるトラックだが、今週末は最初からわずかにミスをしていた」

「私が感じているのは、我々は目を覚まさなければならないということだけだ」

「どの点を見ても我々は劣っていた。ここでは最大限のポイントを獲得すべきだったのだ。ダメージを最小限に抑えるパフォーマンスではいけなかった」

 この週末、メルセデスは信頼性に不安を抱えたためパワーユニットのアップデートを遅らせており、それに加えて持ち込んだハイパーソフトタイヤの数が少なかったことにも悩まされていた。

 決勝レースではハミルトンがエンジンの冷却に関する問題を抱えてペースを落とすことを余儀なくされ、さらにピットストップを早めに行わなければならず、チームは問題を解決するためにも複数のことを変更しなければならなかった。

 メルセデスの非常勤会長であるニキ・ラウダはSkyに対し、フェラーリがベッテルの完勝をサポートするために行った仕事をメルセデスは理解しなければならないと述べた。

「まず最初に、我々は新しいエンジンを使うことができなかった。それも結果の一部だ」

「だが、フェラーリのパッケージは信じられないほどに素晴らしいものであったと言わなければならない」

「マシンは素晴らしいものであったが、エンジンや燃料消費についてはレースを通して酷いものだった」

「それゆえ、今は本当に懸命に仕事をしなければならない。レッドブルにも驚きだったが、最終的には彼らよりも前だった」

Additional reporting by Dominik Sharaf

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イベント カナダGP
ロケーション サーキット・ジル・ビルヌーブ
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