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イギリスのEU離脱、F1は“動じない?” CEOチェイス・キャリーの見解

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イギリスのEU離脱、F1は“動じない?” CEOチェイス・キャリーの見解
執筆:
2019/03/03 8:32

フォーミュラ1グループのCEOチェイス・キャリーは、F1はブレグジットにより生じる可能性のある問題に対して“動じない”と考えている。

 イギリスのEU離脱(ブレグジット)の期限が3月末に迫っているが、フォーミュラ1グループのチェイス・キャリーCEOは、ブレグジットによって生じるかもしれない問題に対してF1は大きな影響を受けないと考えているようだ。

 いくつかのF1チームはブレグジット、特に合意なきEU離脱について懸念を表明している。これはF1チームの多くがイギリスに拠点を構えており、チームで働いているメンバーにEU圏内に住む者が多いこと、重要なパーツのうち多くを大陸から輸入しているという事実があるからだ。

 しかしキャリーは、世界的に見るとF1が害を被ることは無いと確信しているようだ。

「経済的な問題についてだが、我々は動じることはないと考えている」

 キャリーは、ウォール街のアナリストや投資家らに、電話でそう語った。

「ブレグジットが発生することで、我々は幾つかの物流問題を抱える。もし合意なきEU離脱に終わった場合、どのようにイギリスへ様々な機器、パーツ等を持って出入りするのか……といった具合の問題をね」

「だが、それは財務上の問題ではなく、物流の問題だ。そして、我々はそのような事態に備えて対応計画を策定している」

「確かに、我々はヨーロッパを拠点としている。しかしF1はグローバルなビジネスであり、ふたつと無い存在だ」

「おそらく(合意なき離脱の)影響を感じるのはコモディティ化(汎用化)された産業だと思う。しかし、我々はそうではない。主なビジネスがライセンス契約だということも助けになっているとも考えられる」

 リバティ・メディアの2018年決算によると、F1の主要な収入源であるレース開催権料、放映権、スポンサーシップが“横ばい”だと示されているにもかかわらず、キャリーはF1が健全な状態にあると主張している。

「F1は確実に多くのファンを持ったスポーツだ。よってそれが助けとなり、質の高いスポンサーなどを獲得してきた」

「それはユニークなイベントや長期的な合意、統計に基づいた取引などのコンビネーションだと思う」

「背後には幾つかの良い兆しを感じている。過去2年間に渡り、ファンの興味を醸成し、ビジネスとスポーツの勢いを作り出すことに力を入れてきたんだ」

 キャリーは、スポンサーシップ契約の交渉が予想より遅れていることを受け入れつつ、2019年にF1の収入が増加すると予想している。

「(2019年には)偏りはあるが、主要な分野で成長が見込まれている。映像分野の成長が最大だと思うが、確実にホスピタリティやイベントなどの2次的分野での成長も予想される」

「今年のレースカレンダーは安定していることから、(増加による)成長は緩やかになる。それから、2020年に加わるベトナムはプロモーションの最前線になるだろう」

「スポンサーシップの部分でも堅実な成長が予想されている。とても多くの関心を持垂れているんだ」

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執筆者 Adam Cooper