好調ハミルトン、今後もカルロ・サンティがレースエンジニアを担当へ。フェラーリ、初勝利を受け続投を決定か? 広報担当「変更の予定はない」
フェラーリは、ルイス・ハミルトンのレースエンジニアとして、カルロ・サンティを今後も続投させるようだ。
先日行なわれたF1バルセロナ-カタルニアGPでフェラーリ移籍後初優勝を記録するなど、好調なシーズンを送っているルイス・ハミルトン。ドライバーズランキングでも2番手につけている。
そんな状況を受けてフェラーリは、現在暫定的にハミルトンのレースエンジニアを務めているカルロ・サンティを、今後も続投させる方針を固めたようだ。
2025年からフェラーリに加入し、F1ドライバーとして新たな1ページを踏み出したハミルトン。その1年目は、1度も表彰台を獲得できないという惨憺たる成績に終わった。
その要因のひとつが、当初レースエンジニアを務めていたリカルド・アダミとの関係がうまくいかなかったということだと言われている。アダミはカルロス・サインツJr.やセバスチャン・ベッテルのレースエンジニアを務めてきた人物。しかしハミルトンとの呼吸が合わないシーンが、度々見受けられた。
今年1月にバルセロナ-カタルニア・サーキットで行なわれたシェイクダウンテストの際には、1台しか走行できないということもあって、シャルル・ルクレールの担当エンジニアであるブライアン・ボッツィが、ハミルトンのサポート役も務めた。しかしその後のバーレーンテストからは、フェラーリに長く在籍し、キミ・ライコネンらを担当した現在52歳のサンティが担当エンジニアを務めた。
この体制は一時的なものだと明言されており、ハミルトン自身もサンティと仕事をするのは「数レースの間だけ」だと語っていた。
「シーズン開幕時にはまた変更し、新しい人と仕事をしなければいけないだろう。それが、我々が覚悟しなければいけないことだ」
「理想を言えば、長年一緒に仕事をしてきて、良い時も悪い時も共に乗り越えてきた人たちと、シーズンをスタートしたいところだ」
「しかし、これが我々が置かれている状況だ。この状況は僕らにも影響を及ぼしている。僕はベストを尽くそうとしているし、チーム全体でベストを尽くそうとしている」
しかし臨時体制だったハミルトンとサンティの関係は、非常に円滑に進んでいる。開幕7戦を終えた段階で4回の表彰台を獲得し、うちひとつは優勝。しかもドライバーズランキングでは2番手につけている。
この関係性は大成功だと言え、ハミルトンはサンティについて「イタリアのボノだ!」と絶賛していた。ボノとは、メルセデス時代に長くハミルトンの担当レースエンジニアを務めていたピーター・ボニントンのこと。現在ボニントンは、アンドレア・キミ・アントネッリの担当エンジニアである。
そんな状況を見てチームは、サンティに今後もハミルトンの担当エンジニアを務めさせるつもりのようだ。
フェラーリの広報担当者は、BBCに対して「カルロとルイスは非常に良い関係を築いており、彼を交代させる予定はない」と語った。
ただサンティはレース以外の仕事も抱えているため、全てのレースに帯同するのは難しいかもしれない。サンティが不在の時の代役は、マクラーレンから移籍してきたセドリック・ミシェル-グロージャンが務めることになるようだ。ミシェル-グロージャンはマクラーレン時代、オスカー・ピアストリの担当パフォーマンスエンジニアを務めていた。
【PR】2026年のF1™︎を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。