サインツJr.がマドリンク一番乗り! 建設進む新F1サーキットでの走行動画が公開。ファンからはレイアウトに賛否も、バンクは人気?
カルロス・サインツJr.が、今季スペインGPの舞台であるマドリンクを初走行。レイアウトには賛否の声がある。
Carlos Sainz, Williams, drives a first lap of F1's Madring circuit
写真:: Formula 1
2026年のF1スペインGPは、首都マドリード近郊のバラハス空港近郊に位置するマドリンクで開催される。まだ建設作業が続けられているこのサーキットを、イベントアンバサダーでもあるウイリアムズのカルロス・サインツJr.が初走行した。
全長5.4km、22のコーナーで構成されるマドリンクは、IFEMA展示場周辺の公道区間と専用区間を組み合わせた半市街地コース。グランプリの開催は9月中旬の予定であり、5月末にはFIAの査察も控える中、現地では建設工事が進んでいる。
ただコース自体は路面の舗装が完了し、車両が走行できる状態になった。そこでサインツJr.はフォード・マスタングGTに乗り込み、誰よりも早く走行を行なった。その様子がF1公式でも投稿されているが、彼はこのサーキットを、「見た目よりも速いレイアウト」だと総評した。
まずスタート/フィニッシュラインのあるピットストレートを抜けた先には、シケインがやってくる。サインツJr.はここが明確なオーバーテイクポイントだと述べた。その後はターン5、6に向けてロングストレートが続くが、サインツJr.はここでのバッテリーマネジメントが戦略的な鍵になるだろうと予想している。
そこからは上りのセクションに入り、ブラインドの状態でターン8を曲がると、一気に景色が開けてくる。ここはサインツJr.もお気に入りの区間のようで、「まるで別世界に突入するような感覚だ」と評する。そしてその先には、サーキット最大の目玉、ターン12の“ラ・モニュメンタル”がやってくる。
ラ・モニュメンタルは、まるで闘牛場のようなビジュアルの24%勾配のバンクがついたコーナーであり、全開で走れるコーナーだ。
「全開で進入するだろうけど、コーナーの中間ではフロントをグリップさせるために少しアクセルを抜くかもしれない」とサインツJr.は言う。
「これが一番印象的だった。ラ・モニュメンタルはバンクがあるだけだと思っていたけど、バンクがあるだけでなく、ブラインドコーナーでもある。まさに魔法のような組み合わせだね」
その後は高速コーナーとタイトなブレーキングポイントが連続するようなレイアウトとなり、IFEMAマドリードに戻ってくる。
これらのレイアウトは、Redditでファンから賛否両論のコメントがついている。「大きなバンクはクールだけど、それ以外の部分はひどい有様だ」「コース前半区間はまあまあだけど、後半がイマイチ」といった声から、「おそらく見てきた中で一番醜いレイアウトだ」という辛辣なコメントもあった。ただ「市街地部分と常設コースのコントラストは面白そう」「最近はみんななんでも批判したがるだけだ」という好意的な声も見られる。
マドリードは2026年から2035年までの10年間、スペインGPを開催する権利を獲得している。一方で昨年までスペインGPの舞台だったバルセロナ・カタルニア・サーキットも、今年から隔年で「バルセロナ・カタルニアGP」としてF1カレンダーに残る。
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