歓喜の母国優勝から1年。ルクレール、連覇を悲観「モナコはユニークだから、サプライズがあるかもしれないけど……」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1モナコGP連覇の可能性を悲観し、母国で再び美酒に酔うにはサプライズが必要だと語った。
Charles Leclerc, Ferrari celebrate with the team
写真:: Steve Etherington / Motorsport Images
フェラーリのシャルル・ルクレールは、チームは低速域での弱点を抱えているため、昨年のモナコでの優勝を再現するのは至難の業だと語った。
昨年、ルクレールは幼少期に歩き回った地元でついに優勝を果たした。チャンスがある中でトラブルやミスに祟られていたが、ようやくチャンスを掴むことができたのだ。
2024年のフェラーリは、レッドブルがその圧倒的なアドバンテージを失う中でルクレールが3勝、カルロス・サインツJr.が2勝を記録し、コンストラクターズランキングでもマクラーレンとタイトル争いを展開。2025年はルイス・ハミルトンが加入し、さらにパフォーマンスを引き上げることが期待された。
しかし、フェラーリは2025年のマシンSF-25で目標を達成できず、マクラーレンに大きく後れをとっている。
フェラーリはバルセロナでさらなるアップグレードを行なうなど、2026年に集中するのではなく、今季の”サルベージ”に懸命に取り組んでいるが、低速コーナーを弱点としているSF-25は、モナコの狭いコースで大きなダメージを受けることになるだろう。
また母国で優勝を争うチャンスをどう評価するかという質問に、ルクレールはこう答えた。
「正直な答えが欲しいなら、チャンスは少ない。というのも、残念ながら僕たちのマシンは低速コーナーが苦手で、ここモナコには低速コーナーしかないんだ」
「理論上、僕たちにとって最も有望なコースのようには見えない。でも、モナコはとてもユニークで、シーズンを通して走るどのコースとも違うから、明日マシンを下ろして、良いサプライズがあるかもしれない」
「もしそうなったら、可能性はある。予選が週末で最も重要な部分であることに変わりはないからね。でも理屈で言えば、タフな1戦になりそうだ」
Charles Leclerc, Ferrari
Photo by: Gabriel Bouys / AFP / Getty Images
モナコはコーナーのレイアウトや路面、バンプなど含めてユニークなコースであり、しばしば普段とは異なる勢力図となることもある。だからこそ、ルクレールのチャンスは完全に無くなったわけではない。
「ポールポジションが取れるとは思っていなかった年もあったし、望みがゼロだと思って臨めば、Q3で期待に応えようとする人たちよりも少しは頑張れるかもしれない」
「2021年のように、シーズンを通してどうしようもなかったのに、ここでポールポジションを取ることもできる。だから昨年と同じことを再現できるんじゃないかと期待している」
「もちろん、このパドックに戻ってきて(1年前の優勝は)まだ記憶に新しい。前回ここに来たときは優勝し、僕にとっては特別な瞬間だった」
低速コーナーばかりのモナコでは、様々なタイプのコーナーに対応できるような、バランスの取れたセットアップを見つける必要もない。今回はレースで2度のピットストップが義務化されているものの、ロングランペースも他のレースほど重要とはならない。それはフェラーリにとって、予想外のパフォーマンスを引き出すひとつのチャンスになるかもしれない。
ルクレールも「間違いなく、それはここに来て自分たちに問いかけたことのひとつだ」と同意した。
「その答えは、明日のサーキットでわかるだろう」
「何が起こるかはまだわからない。でも、ここには低速コーナーしかないのは事実だ。だから当然、低速コーナーでマシンを可能な限りベストな状態に置くことに集中する」
「他のほとんどのサーキットでは、高速コーナーと低速コーナーの妥協点を見つける必要がある。シーズン開幕以来、僕たちのマシンについてまだ見たことのない新しい発見ができることを期待している」
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