ルクレール衝撃のポールポジション獲得。一番驚いたのはルクレール本人!?「これまでで一番驚くPP」
F1ハンガリーGPの予選でポールポジションを獲得したのは、フェラーリのシャルル・ルクレールだった。この結果に誰よりも驚いていたのは、ルクレール本人だった。
Charles Leclerc, Ferrari
写真:: Bryn Lennon / Formula 1 via Getty Images
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1ハンガリーGPの予選でポールポジションを獲得した。本人曰く、Q2までは”最悪の予選”だったにも関わらずポールポジションを手にできたことに、大いに驚いたようだ。
ルクレールは予選Q1を5番手、予選Q2を6番手で通過し、Q3に駒を進めた。しかしQ1でもQ2でも、脱落圏とのタイム差はごく僅かであり、ある意味ギリギリでのQ3進出だった。しかもQ3で使える新品のソフトタイヤは、1セットしか残っておらず、2セットを残していた数人のライバルには、太刀打ちできないだろうと思われていた。
中古のソフトタイヤでQ3での最初のタイムアタックを終えたルクレールは、風向きがQ2までとは大きく異なっていることに気付いていた。そのためルクレールは、少しでも良いアタックを行なうために、クリーンなラップを走ることをチームに求めた。
そして迎えた最終アタック。風向きの変化はマクラーレン勢には不利に働いたようで、Q2までの好調さを発揮することができなかった。一方でルクレールは、1分15秒372をマーク。Q2でランド・ノリス(マクラーレン)が記録した1分14秒890には及ばなかったものの、決勝レースでのポールポジションを獲得した。
まさに驚きの結末であった。
「今日は、僕はこのスポーツについて何も理解できていないということが分かった日だ」
そうルクレールは語った。
「正直に言って、予選は1周目から最終アタックの直前まで、酷いモノだった。何もかもが、整っていなかったんだ」
「FP3と比べても、後退してしまったように感じた。競争力という点では、Q1は限界ギリギリで、Q2にもギリギリで進出することができた。Q2も限界ギリギリで、ターン4ではかなり大きなミスを犯してしまった。Q3に進出するのは、簡単じゃなかった」
「そしてそのQ3は、コンディションが一変した。でもクリーンなラップを走ることができたし、あのコンディションでは全てを完璧にまとめるのは難しかったものの、本当に良い1周だったと思う。全てを完璧にこなすことができたから、このラップには本当に満足してるんだ」
そしてルクレールは、驚きを隠さなかった。
「今回は、おそらくこれまでで最も驚くべき、ポールポジション獲得だったと言える。FP3の直後だったら、それほど驚かなかったかもしれない。でもQ1とQ2の後では、トップ5に入ることさえ難しいだろうと思っていた。だからとても嬉しいんだ」
パフォーマンスの前進の理由は、新型サスペンションにあり?
Charles Leclerc, Ferrari
写真: Sam Bloxham / LAT Images via Getty Images
ルクレールは今回のポールポジション獲得の理由について、ベルギーGPの時に投入された新型サスペンションの効果を挙げた。ルクレール曰くこの新型サスペンションによって、マシンのセッティングに「極端な」アプローチを取ることをやめ、「より合理的」なベースラインで走行することで、予選での優位性を取り戻すことができたと語った。
「これは大きな後押しになった」
そうルクレールは語った。
「チームはアップデートの投入に、必死に取り組んでくれた。先週末もチームがアップデートを投入してくれて、それが正しい方向に進む助けになった」
「当初は、どのくらい改善できるかは分からなかった。スパでも言ったように、1レースだけじゃなく、数レースを通じて判断する必要がある」
「スパで投入したアップデートは、間違いなくもう少しパフォーマンスを発揮する上での助けになったと思う。これまでにも何度か語ったように、シーズン序盤は予選でマシンのパフォーマンスを引き出すために、極端なセッティングをしなければいけなかった」
「でもそのせいで全てが不安定になり、常にマシンをコントロールするのに苦労していたんだ。アップデートのおかげで、マシンの挙動をある程度許容範囲内に収めることができ、予選でプッシュし始めた時の自分の走りに、少し合っているようだ」
「それは本当に重要なことだ。だってシーズンの初めから、僕はこれまで得意としてきた予選で、特に苦戦していたからね」
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