F1 日本GP

レッドブルのホーナー代表、角田裕毅の鈴鹿での堅実なパフォーマンスを高く評価「次は良いペースもついてくるだろう」

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、F1日本GPでの角田裕毅の堅実なパフォーマンスを賞賛。今後のレースでペースが上がるのは間違いないと太鼓判を押した。

Alex Harrington

公開日時: 2025/04/08 22:14

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Yuki Tsunoda, Red Bull Racing, Christian Horner, Red Bull Racing

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写真:: Toshifumi Kitamura - AFP - Getty Images

 レッドブルは第3戦日本GPから、大不振に陥っていたリアム・ローソンに変え、角田裕毅を起用した。角田はこのレースを12位でフィニッシュしたが、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は角田が堅実な走りを披露したと賞賛し、次のレースではペースが上がるはずだと語った。

 F1日本GPから急遽レッドブルのマシンに乗ったにもかかわらず、角田は最初のセッションとなるFP1で6番手。チームメイトのマックス・フェルスタッペンとの差は、僅か0.1秒だった。前任のローソンが、ここまでの2戦でフリー走行も含めて一度もトップ10入りできなかったことと比べれば、幸先の良いセッションだったと言える。

 その後行なわれたFP2とFP3は、コース脇の芝生火災やクラッシュによる赤旗中断で角田は満足に走行時間を取ることはできなかったものの、予選Q1では7番手で突破。Q3に進出するのは間違いないと思われた。しかしQ2ではウォームアップラップでタイヤをしっかりと温めることができずにアタック不発。予選15番手となってしまった。

 決勝では他車のグリッド降格により14番手からスタートすると、1周目にレーシングブルズのローソンをオーバーテイク。ピットストップでピエール・ガスリー(アルピーヌ)をアンダーカットした。しかし極端にタイヤのデグラデーション(性能劣化)が少ないレースではオーバーテイクは難しく、ついにフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)を攻略できず、12位でチェッカーを受けることになった。

「ユウキはしっかりとしたレースをしたと思うし、フィールドの90%が予選で決したと思う」

 ホーナー代表はレース後、チャンネル4のインタビューにそう語った。

「ユウキは1台をパスし、もう1台をアンダーカットした。そしてその後はアロンソを追い続けた」

「彼は今回の週末で、多くのことを学んだだろう。そして週末を通じて、素晴らしいフィードバックをもたらしてくれた。今後のレースでは、ペースもついてくるだろう」

 角田がアロンソをオーバーテイクできなかった原因として考えられることのひとつは、ハイダウンフォース仕様のリヤウイングである。雨が降る可能性があったため、角田とチームはこのウイングを使うことを選択した。その結果空気抵抗が増え、ストレートスピードで苦労した。

「オーバーテイクが難しくなることは分かっていました」

 そう角田はレース後に明かしている。

「タイヤのデグラデーションが大きければ、良い状況になるだろうと思っていたんですが、デグラデーションはゼロでした」

「正直に言えば、FP3の後でマックスと同じくらいまでダウンフォースレベルを下げようかとも考えていました。でも、赤旗などで、FP3まで時間があまりありませんでした。そしてセットアップも何度も変えていましたし、マシンもラップタイムも安定していませんでした」

「雨が降る可能性もあったので、予選とレースで同じクルマ、安定したクルマにしたかったんです」

「もしまた同じグランプリがあったら、違うやり方をするだろうと思います」

 レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコも、角田のパフォーマンスを認めた。

「よかったね。予選Q2でミスをしたのは、運が悪かっただけだ。でも、それ以外は問題なかった」

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