元レッドブル代表ホーナー、F1界復帰の意思を明確に「やり残したことがある」……ただし“勝てるプロジェクト”が前提
アルピーヌの少数株式取得が噂されるクリスチャン・ホーナーはF1復帰の意向を示しており、「やり残したことがある」と語った。
写真:: Red Bull Content Pool
レッドブル・レーシングの元チーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、F1界への復帰の意思を明確に示している。彼はF1で「やり残したことがある」と宣言した。
ホーナーはレッドブル創設期からチームを率い、2010年代と2020年代に2度の黄金期を築いた。その間にセバスチャン・ベッテルとマックス・フェルスタッペンがドライバーズタイトルを4回ずつ計8回獲得し、コンストラクターズタイトルを6回獲得した。
しかし昨年7月、チームの成績低下とレッドブル内部での政治的対立の影響を受け、ホーナーは突如解任。オーストリアの本部はレーシングブルズの代表を務めていたローレン・メキーズを後任に据えた。
先日のヨーロピアン・モーターショーで講演したホーナーは、条件が整えばF1に戻る意向があることを明確にした。英国のPA通信は、彼の談話をこう伝えている。
「私はF1でやり残したことがあると感じている。望んでいた形で終わったわけではないからだ」
「ただし、何でもいいから戻るというつもりはない。勝てるプロジェクトである時のみ復帰する。やるべきことがないのにパドックに戻る気はない」
「F1が恋しいし、そこにいる人々が恋しい。自分が築き上げたチームも恋しい。F1での21年間は素晴らしい時間だった。多くのレースで勝ち、タイトルを獲得し、素晴らしいドライバー、エンジニア、パートナーと仕事をした」
「無理に戻る必要はない。今このままキャリアを終えても構わない。だからこそ、素晴らしい人々と共に働ける、そして勝利を本気で目指す環境でなければ戻らない。単なる雇われではなく、パートナーとして関わりたいが、どうなるかはわからない。急いではいないし、何かをしなければならない立場でもない」
レッドブル解任後、ホーナーのF1復帰を巡る憶測は絶えない。彼は今年の春以降、レッドブルのライバルチームに自由に加わることが可能と見られている。
ホーナーは次のプロジェクトで何らかの形で株式保有することを望んでいるとされる。投資家グループをまとめて、売却を検討しているチームの株式を取得するのが、現実的な道と見られている。
中でも最善の選択肢と目されているのがアルピーヌだ。少数株主であるオトロ・キャピタルが24%の株式売却を希望しており、ここ数週間でホーナーと接触しているという。ホーナーはまた、2026年シーズンの展開を見極め、他の機会が生まれるのを待つ可能性もある。
ホーナーは、上位チームから下位チームまで様々な選択肢を探っていることを認め、アルピーヌ、アストンマーティン、フェラーリなどとの関連が報じられていることについては「光栄だ」と述べた。
「興味深いのは、昨年の7月8日にレッドブルを離れて以来、今回が初めてメディアと話したということだ。だがその間、グリッド下位のチームから中団、そしてトップチームに至るまで、あらゆるF1チームを訪問してきた」
「みんなが『彼は何をするんだ? どこへ行くんだ?』と関心を持っているようだ。実際のところ、春までは何もできない。それでもこれだけ多くのチームから関心を寄せられるのは、とても光栄なことだ」
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