F1 日本GP

レッドブルのホーナー代表、幹部による角田昇格に”ニューウェイが反対”発言を訂正「今年のドライバー選択に関わっていない」

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、レッドブル昇格をエイドリアン・ニューウェイが阻んでいたという幹部の発言を訂正している。

Lydia Mee

公開日時: 2025/04/05 2:23

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Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing

Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing

写真:: Red Bull Content Pool

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、アドバイザーのヘルムート・マルコによる角田裕毅のレッドブル昇格をエイドリアン・ニューウェイが阻んでいたという発言を訂正した。

 角田はレッドブルへの昇格を目指してきたものの、これまではそれが実現することはなかった。しかしリアム・ローソンが今季開幕2戦で大苦戦したことによって、急遽日本GPからレッドブル昇格が決まった。

 ここまでレッドブル昇格が遅れた理由について、アドバイザーのマルコはレッドブルでF1マシンデザインを手掛けてきたエイドリアン・ニューウェイの意向もあったと明らかにした。マルコによると、ニューウェイは2022年イギリスGPでのピエール・ガスリーとの同士討ちに激怒し、角田の昇格を反対する立場になったとしている。

「長い間、ユウキには安定したパフォーマンスを発揮できず、あちこちで愚かなミスを犯すというイメージがあった。それが昨年のメキシコで起こったことで、そこから決定的な局面が始まったんだ」と彼は『Kleine Zeitung』に語った。

「ローソンの場合は、当初はその反対だった。どんなにプレッシャーが大きくても出場してすぐに結果を出した。しかし、振り返ってみると、それは正しい判断ではなかった」

「一般的に言って、多くのことがひとつの出来事に起因するものだ。(2022年の)シルバーストンでは、角田がピエール・ガスリーのクルマに突っ込み、コース上に落ちたクルマの一部がフェルスタッペンのクルマのアンダーボディを傷つけてレースを棒に振ったことがあった。当時、エイドリアン・ニューウェイは激怒していた」

「その時点から、彼にとってユウキは(闘牛士が使う)赤い布だった。でも、今はニューウェイもいなくなったし、ユウキは自分のために懸命に働いている」

 しかし、マルコの発言に対してニューウェイの妻アマンダがSNSで反論。レッドブルが2024年に角田を昇格させないことを決めたとき、既にニューウェイはチームを離れる前のガーデニング休暇に入っていたと主張した。

Adrian Newey, Chief Technology Officer, Red Bull Racing

Adrian Newey, Chief Technology Officer, Red Bull Racing

Photo by: Alexander Trienitz

 そしてレッドブルのホーナー代表は、日本GPでマルコの発言を訂正。ニューウェイはドライバー選択に関わっていなかったと語った。

「エイドリアンは今年のドライバー選択には関わっていなかった」

 ホーナー代表はSky Sports F1にそう語った。

「ヘルムートがコメントしていたのは、2022年のシルバーストンでの出来事だったと思う。エイドリアンは今年のドライバー選択に対して、何も口を挟んでいない」

 なお急遽レッドブル昇格となった角田は、日本GP初日の段階ではFP1でフェルスタッペンに約0.1秒差まで接近。FP2では赤旗の影響もありさほど周回は重ねられなかったものの、マシンに対してはポジティブなフィーリングだと語っている。

 

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