アルボン「今年のオーストラリアGPはいつもと違う……」コロナ対策で異様な雰囲気に
レッドブルのアレクサンダー・アルボンは、コロナウイルスに対する措置が講じられているため、2020年のF1開幕戦オーストラリアGPは雰囲気が違うと話した。
写真:: John Toscano / Motorsport Images
新型コロナウイルスの感染が世界的に広がっている中、F1の2020年開幕戦オーストラリアGPは当初の日程を延期することなく、開催されようとしている。
しかし、コロナの影響がないわけではない。予定されていたサイン会はファンとの濃厚接触を避けるため、Q&Aセッションに置き換えられた。また、プレス向けの各イベントも特別な対応が取られている。
アルボンとチームメイトのマックス・フェルスタッペンは、メルボルンの桟橋に設けられた特設ステージでボックスカートに乗り、今季最初の”バトル”を演じたが、記者会見の際にはドライバーの周囲2メートル以内に立ち入ることができなかった。
「今年もメルボルンを歩いたけど、過去とは明らかに違う雰囲気だ」
アルボンはそう話した。
「つまり1年前と比べているんだけど、違うんだ。正直に言って、(F1のパドックで)どんな対策が行なわれているか分からない」
「でも間違いなく深刻な問題だ。ドライバーとチームが、安全という意味で適切なバランスを見つけて、何らかの方法でファンと交流できるよう願っている」
11日(水)には3人、翌12日にはさらに2人のF1チームスタッフが発熱症状を訴えたため、隔離をした上でコロナに感染しているかどうか検査が行なわれている。
ルノーは新車の正式カラーリングをアルバートパークで発表したが、登壇予定だったドライバーのダニエル・リカルド、エステバン・オコンは欠席となった。
ルノーF1のマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは「このイベントを計画していた時、間違いなくもう少し明るい雰囲気になると期待していた」と語った。
「我々のドライバーもこのイベントに参加する予定だったが、状況的に彼らを参加させないことにした。我々がなぜこのような措置を取ったか、理解してほしい」
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